041234567891011121314151617181920212223242526272829303106

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラブレター

配布元…kara no kiss 様
50音・26文字お題よりお借りしています。

※さらっと書くつもりが、なんだか長いお話になってしまいました。どうぞお時間のある時に読んで下さいませ(^_^;)

※※少しだけ、オリジナルキャラクターが出てきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「琴子、お弁当食べよー」

午前の授業終了のチャイムが鳴り、理美とじんこが自分の弁当を手に琴子の元へ行こうとした時、琴子はすでにF組の教室から出て行こうとしているところだった。


「あれ、もしかしてそれって入江くんのお弁当?」

琴子が手に持っている、普段の彼女のお弁当袋よりも大きいそれを見たじんこが尋ねると、琴子は「そうなの」と頷く。

「入江くん、今日は家出るの早くてさ。その時まだお弁当が出来上がっていなかったから、おばさまに学校で入江くんに渡してほしいって頼まれたの。入江くんは適当に済ますから要らないって言ってたんだけどね」

「ふーん、そうなんだ。でもなんで入江くん、朝早かったの?」

「えっと、なんか夏休みに入ってすぐにテニスの試合があるらしくって、その調整みたい」

「「なるほどね~~」」

理美の問いにすらすらと答える琴子に、2人の友人はニヤリと怪しげな笑顔を見せる。

「さすが押しかけ女房。旦那の事情はしっかり把握済みって感じね」

「ほんと、なんたって既に両親公認だもんね。問題は、肝心の入江くん本人が一番難攻不落ってことよね」

口々に好き勝手なことを言う友人たちを、琴子はギロリとひと睨みする。

「う、うるさいわね、ほっといてよ!それに、あの張り紙のせいであたし、今朝も入江君に怒られたのよ!まったく、おかげでお弁当だって、朝のうちに渡そうと思っていたのに渡しそびれちゃうし――」


琴子が言っているのは、昨日の入江家での親睦会での出来事を誇張して描いたポスターの事だ。

親睦会の最中に闖入してきた金之助や彼女らの前で、売り言葉に買い言葉的な感覚で直樹が発した「人の気持ちなんて分からないから、今日嫌いでも明日好きになってるかも」という科白を、「結婚を誓いあった」と拡大解釈して描きたてたそのポスターが原因で、琴子は今朝登校早々に直樹と小さな諍いを起こしたばかりだった。
悪戯の張本人たちにとくとくと抗議の言葉を連ね始めた琴子だったが、ふと教室の壁時計に目をやり慌てふためく。

「やだ、こんな事してる間にまた時間が…!早く行かなきゃ入江くんがお昼買いに行っちゃうじゃない!あ、先にお弁当食べといてね!!」

そう早口で捲し立てると、友人たちの事などすっかり視界から消えたように琴子は校舎の端と端の位置にあるA組の教室へと駆けて行った。その後ろ姿を見送りながら、じんこと理美はクスリと笑う。

「まったく、忙しないったらありゃしない」

「ほんと。しかしまぁ、ちょっと前の状況とはえらい違いよね」

琴子が直樹に一目惚れした当初からその様子をずっと見守ってきた理美とじんこにとって、確かにここ最近の出来事は嘘のような話の展開だった。
相変わらず直樹が琴子に振り向くような兆候はまるで見えないが、それよりも今は、“あの入江直樹”が琴子に時々振り回されている姿を見られるのがなんとも面白く、2人はついこのポスターのような悪戯をしてしまうのであった。


「ね、これからまた何かあるかしら?」

じんこが理美に目配せすると、理美もニヤリと口角を上げた。そして、

「さあねー、でもまあとりあえず、琴子の言うとおり先に食べておこうよ」

と答えると、さっさと弁当を広げ、食べ始めた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


―入江くん、どこだろう?それにしても凄い人だかり…。

売店に辿り着いた琴子は、先程からキョロキョロと辺りを窺っている。しかし混雑を極めるこの場所でなかなか直樹を探し出せないでいた。


「入江なら、売店に行ったよ」

A組に息を弾ませてやって来た琴子に声を掛けてくれた渡辺の一言で、またもや走って売店に辿り着いた琴子は、あがった息を整えながら直樹の姿を見つけ出そうと目をさらのようにして歩くのだが、普段行き慣れないこの場所でその姿を見つけるのは至難の業で、やたらと肩に背中にぶつかる人の群れに謝ってばかりなのだった。

―もう買い終わっていなくなっちゃったかな。

諦めかけたその時、「入江先輩!!」と呼びかける明るい声が聞こえてきた。琴子は反射的にその声がする売店の戸口方向を振り返る。と、そこには間違いなく直樹の姿があった。手には、既に何か買ったらしい袋がぶらさがっている。


―あの子、たしか2-Aの…。

琴子は直樹を呼び止めた女生徒に目を向けた。
直樹にで親しげに声を掛けるその彼女は、年下でありながら、あまり物覚えの良くない琴子でもいつの間にか覚えてしまっているほど有名な人物であった。
名前は…、そう、高橋ゆかり。常勝斗南高校テニス部の中でも女子一番手で、大会の度に表彰されている。A組であるから勿論のこと成績も優秀で、成績発表の際には必ずTOP3をキープしている。
そしてなにより、彼女はその美貌でも、学年の垣根を越えて十分有名な存在であった。


「先輩、ちょっと今お時間いいですか?」

高橋は屈託の無い笑顔でそう言うと、直樹の返事を聞く間もなく話を続ける。

「今度の試合のエントリー提出、明日の午後までなんですよ。なので入江先輩にも用紙記入していただかないといけないんです。これからお願いできませんか?」


「ああ、分かった」

クラブの主力選手が3年から2年に移行する夏前、新女子主将に選ばれた高橋は、試合のエントリーの取り纏めを男女共に任されているようで、試合の時だけ駆り出される為になかなか会えない直樹を探しいていたらしい。直樹は頷くと、高橋と共に売店から姿を消した。

―お、お弁当…!!

琴子は慌ててその姿を追いかけようとしたが、人ごみの中を思うように進む事は容易ではない。なんとか戸口を出た時、直樹たちの姿は随分先の方にあった。琴子は再び走って直樹の背中を追いかけた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



高橋がやって来たのは、テニス部の男女更衣室と物置きを兼ねたプレハブの部室だった。

「すいません、先輩にわざわざこんな所まで付いて来ていただいちゃって」

そう言って高橋は直樹に頭を下げたが、そこに気持ちが籠っていない事は直樹の眼に明白であった。どうやら彼女は今まで異性に拒絶された経験を持っていないらしい。直樹は「別に」と気の無い返事を返した。

「今日は先輩が朝練に出ていたんだからその時にお願いしたら良かったんですけど、あたしったらうっかりしちゃってて…。でも良かった、あそこで会えて。あとで先輩の教室までお願いに行かなきゃと思ってたんです」

そう言いながら高橋は直樹にエントリーシートを渡した。
用紙を受け取った直樹は、やや乱雑に置かれたパイプ椅子に腰かけるとその場で記入を済ませる。そしてそれを再び高橋に手渡した。

「悪かったな。君も何か買いに来てたんだろ?」

一応労いの言葉をかけた直樹に、高橋は「大丈夫です」と微笑む。そして、

「きっとあたし、今日はご飯を買っても喉を通らなかったと思うんで」と続けた。

「…?」

直樹は少し眉を顰めて高橋の事を見た。高橋は直樹のそんな表情に臆する事なく「驚かないでくださいね?」とはにかむと、ずっと手にしていたらしい一通の封筒を直樹に差し出した。

「なに?これ」

直樹は椅子に座ったままそれを受け取ると、大した興味も無いが高橋に質問した。すると高橋は意味ありげな表情で、直樹がエントリーシートを記入する為に使ったデスクに軽く腰を下ろした。

「なにって…。いわゆるラブレターってやつです。読んで頂けます?」

「…ラブレター、ね」

直樹は手渡された封筒と高橋の姿をゆっくり見比べる。そして開封すると、便箋を取り出し目を通しはじめた。
小さな部室に静寂が宿る。部室の小さな窓から、誰かが走って遠ざかる姿が映って見えた。


「良かった、読んでもらえて」

一読したらしい直樹を見下ろしながら高橋が微笑む。直樹は椅子から立ち上がると高橋を見返した。

「おれの事、好きだったんだ?」

「はい」

直樹の言葉に、高橋が計算ずくの笑顔で頷いて見せる。

「私にとって入江先輩はずっと手の届かないって感じの人だったんで、なかなか伝えられなかったんですけど。でも、ほら…最近、先輩と3-Fの相原さん…でしたっけ。彼女と入江さんの噂が絶えないんで、ちょっと焦って告白してみました。ちゃんと読んでいただけるのかかなり不安だったんで、今ちょっとホッとしました」

「ふぅん、そう」

直樹は高橋の言葉をさらりと受け流す。が、高橋が何を言わんとしているは明らかだった。

直樹が琴子のラブレターを受け取りもせずに拒否したのは、斗南高校に通う学生なら周知の事実だ。
然し、それは有ろうことか琴子が公衆の面前でラブレターを渡したから、無残な姿が明るみに出ただけであり、今までこっそりと直樹に思いを告げた女たちは皆、琴子と同じ目にあっていた。

そんな直樹が今日、高橋のラブレターなるものに目を通したのは、数日前に初めて自発的に読んだ琴子のラブレターと高橋のそれを読んだ時に自分の感情に違いがあるのかに興味をもったからであって、それ以上の理由は何一つない。しかし高橋は、その自尊心ゆえに自分の優位と勘違いしたらしい。


「先輩と彼女、今朝も変な噂のポスターが出ていましたけど、まさか本当なんかじゃないですよね?」

「ふん、まさか」

即答する直樹に、また高橋が満足気に笑う。高橋の表情に僅かに琴子に対する優越と侮蔑の感情が混じるのを、直樹は見逃さなかった。

「あの、入江先輩。あたしと先輩ってこれから―――」

媚びるように直樹に話しかける高橋を直樹の冷たい声が遮る。

「で、これを読ませて、おれにどうしてほしいの?」

「え……?」

直樹の感情の籠らない問いに高橋の声が上擦る。そんな高橋を嘲るように直樹の口角が上がる。その表情は言葉で言い表せない冷たさが宿っていて、高橋は息を呑んだ。


「読んだところで、やっぱりこんなの要らない」

直樹は冷笑を湛えたまま、その便箋を2つに裂いて捨てた。


呆然としている高橋を置いて、直樹は部室を後にした。迷いなく向かう先の途中、ふと目の前にゴミ箱が目にとまる。
売店で調達したばかりの昼食が入った袋を、直樹は丸ごとそこに捨てた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


―追いかけるんじゃなかった。

中庭まで走って来たところで漸く立ち止まった琴子は、すっかり息切れしている呼吸と額に流れる不快な汗を落ち着かせる為に木陰に座り込んでいた。


―見たくなかった。

気が付くと制服のスカートには涙のシミが出来ていた。


生まれて初めて書いたラブレターは、目の前でいらないと付き返された。
渡し方がまずかったのかもしれないと自分の中で言い訳もしてみた。あんな人前で渡してしまったから、酷い対応をされたのだと…。

更に不幸は続いた。
いつの間にか読まれていたそれは、「一度読めば覚えてしまう」と皆の前で堂々と発表されてしまった。
そして件のラブレターは、これまたいつの間にか自分の手元から消えていたのだ。
一体何処へ……?一瞬直樹を疑った琴子であったが、すぐに力なくその考えを打ち消した。まさかあの直樹が、例えばラブレターを持ち去ったとして、それを後生大事に手元に残している訳がない、と――。

受け取ってもらえないなら、読んでほしくなかった。
読むのであれば、せめて誠実でいてほしかった。

そして先ほど、自分の目の前で展開された出来事――。
直樹はあっさりと彼女の手紙を受け取り、そして読み始めた。自分にはまるでしてもらえなかった対応だった。


「っう、うぇっ……」

嗚咽を堪えながら琴子は手にしたままの弁当の包みを開けた。
この弁当はもう直樹には必要ないはず。自分が食べてしまったところで困る事は無いだろう。
滑稽な今の自分にはここで一人、この弁当が似合いだ。琴子は箸を持つと、涙が交じってしょっぱいご飯を食べ始めた。


「―おい。それ、おれのじゃねーの?」

「…。へ……?」

突然背後から聞こえた声に、琴子は口に運ぼうとしていた玉子焼きをポロリと芝生の上に落とした。

「あーあ、しかも落とすし」

溜息交じりの言葉と同時に、どさりと自分の隣に人影が落ちた。

「い、入江くん……!?」

「ほかに、誰かに見えるか?」

目を丸くして自分を見つめる琴子を、直樹は呆れたように見遣った。

「だ、だって入江くんは…」

「今頃テニス部の部室で後輩とよろしくやってるはずだって?」

「えっ!?いや、あの…///知ってたの?」

「お前の鈍くさい尾行なんて、誰だって気付くだろ」

みるみる赤面する琴子を見て、直樹はぴしゃりと言い切る。そう、琴子が自分たちを追いかけている事を、直樹も高橋も気が付いていた。


「人の色恋沙汰を盗み見して、そのうえ人の弁当を勝手に食って。おまえってほんといい根性してるよな」

「ご、ごめんなさい…」

「ま、お前らしいか」

直樹は俯く琴子のひざ元から弁当を奪い取ると、琴子に手を差し出す。

「へ?なに?」

キョトンと自分を見つめる琴子の頬を直樹はくいと抓る。

「い、痛いっ。何するのよ!」

「腹減ってんだよ。ただでさえ今朝は朝練出たからな。その弁当、おれのだろ?箸返せよ」

そう言って琴子から箸も奪い取り、パクパクと口に運びだした。


―い、入江くん。それは…、間接キスっていうんだよ///?

琴子は呆けたように直樹の食べるさまを眺めていた。が、不意にこちらに目を向けた直樹と視線が合い、慌てて目を逸らした。


「ぷっ、おまえって本当、食い意地張ってんだな」

「ち、ちが――!!」

「これで我慢しとけ」


大きく口を開けて否定しようとした琴子の口内に玉子焼きが放り込まれた。


「//////」

顔を真っ赤にして目を見開いている琴子を直樹は愉しそうに見つめる。そして、

「おれ、この甘い卵焼きの味、苦手なんだよ」と言った。


「い、入江くん」

卵焼きが口の中から消えた琴子がおどおどと話しかける。

「何?」

「さっき、高橋さんからのラブレター、読んだんだよね」

「ん?ああ、読んだな」

あっさりと答える直樹に胸を痛めながらも、琴子は聞く事を止められない。

「それを読んで入江くん、今どんな気持ち…?やっぱりあんな綺麗な子から告白されたんだから悪い気はしないよね。だって…、ちゃんとその場で読んであげていたもんね。ほんと、あたしとは大違いで…。あ、あの、比べることすら端から間違っているのかもしれないけれど――」

「いらないって言った」

自傷行為のように言葉を並べる琴子を遮るように、直樹は一言告げる。

「え――?」

「ついでに言えば、確かに読むには読んだけど、何が書いてあったかはまるで覚えていない」

「で、でも入江くんは一度読んだら覚えちゃうって……」

「だよな。おれもそう思ってたんだけど」

直樹はそこまで言って言葉を切ると、すっかり頭がショート状態の琴子を見つめた。そして、

「どうやら興味を惹かれないと、すぐに忘れてしまうらしい」と言って、不敵に笑った。


キーンコーンカーンコーン


その時、午後の授業開始5分前の予鈴が鳴った。


「ごちそーさま」

すっかり空になった弁当を包みなおし、直樹は立ち上がるとA組の教室に向かって歩き出した。が、ふと立ち止まり振り返ると、呆けたようにまだ座ったままの琴子に声を掛ける。

「おい、おまえも行かないと遅れるんじゃない?」

「あ、う、うん…!」

弾かれたように立ち上がり、直樹の元に駆け寄ってくる琴子の姿を見とめると、直樹はまた前を向いて歩きだした。


「ね、ねぇ、入江くん……!」

「なに」

少しあらたまった様子で話しかけてくる琴子に、直樹は立ち止りも振り返りもせず返事する。琴子は迷ったように少し無言でいたが、やがて意を決したように口を開いた。

「…あたしのラブレター、知らない…?」

「……。」

直樹が立ち止まった。そして、振り返る事無く返事する。

「おれに渡したものだろ?」

「え…?」

「どうしようが、おれの勝手だ」

直樹は少しだけ視線を後ろに向けると、意地悪く笑って見せた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「あ、琴子!遅かったわね~。もう昼休み終わっちゃうよ?」

漸く教室に戻ってきた琴子を見つけたじんこが声を掛けてくる。

「琴子ったら、お弁当、もう食べる時間ないじゃない。何してたの?あ、手に何も持ってないって事は、入江くんにお弁当を渡す事は出来たみたいね。もしかして入江くんの一緒に食べてきたとか!?」

琴子が手ぶらな事に目敏く気付いた理美が興味津津で琴子の顔を窺う。が、琴子はそんな質問は上の空というように、どこか浮かされたように顔を赤らめていた。


「ちょっと、どうしたのよ?どこが調子でも悪い?」

「入江くんにまたイジワルでも言われた?」

「う、ううん、そんな事ないよ!?」

口々に質問してくる友人たちに琴子は慌てて首を振る。

「じゃあどうしたっていうのよ~。気になる~~!」

「入江くんと何かあったの~~!?」

尚も食い下がる彼女たちに、何から説明すれば良いのか皆目見当つかない琴子を助けるように午後の授業の本鈴がなり、担当の教師が教室に入ってきた。


「起立、礼――。」

日直の声に紛れて琴子の腹の虫が小さく鳴る。

―ひぇ~~///

咄嗟にお腹を押さえ、琴子はこっそり辺りを見回した。が、幸いにも誰もこの音には気が付かなかったらしい。
琴子はホッとして席に腰を下ろし、わざと乱暴に教科書やノートを机に並べた。


身体は本当に正直で、間違いなく今お腹はペコペコに空いている。きっとこれからの1時間はこの腹の虫との戦いになるだろう。

―授業が終わったらお弁当を食べよう。

琴子はそう心に決める。ちょっと恥ずかしいが、背に腹は代えられない。
だけど、卵焼きだけは、今日は残させてもらおうと思った。直樹の母が作る卵焼きは、確かに少し、甘すぎる気がしたから―――。






すいません、大した話でもないのに長々と書いてしまいました(>_<)

最近自分の尺度で「甘い」に該当する話ばかりを書いていた事もあり、ちょっとそこから離れた創作をしたい思って選んだお題がこの『ラブレター』でした。

イタキスでラブレターと言えば、勿論あのラブレターしかないでしょ!!と思ったのですが、さてどうやって切り込もうかと悶々とした結果、ふと思った事が「あのラブレター、どこ行った??」ってことで(笑)

原作では、眠っている琴子が手にしていたラブレターを入江くんが開封して読んで…、それからのラブレターの行方は描かれていないんですよね。
で、私の妄想では「入江くん、何気に部屋に持ち帰ってるんじゃない?(^m^)」ってことになりまして(笑)
琴子なら暫くの間はその事に気が付かないってのもありな気がして。

で、無理矢理感たっぷりですが一巻の最後、理美たちの悪戯のポスターを前に喧嘩する2人のその後の隙間を書いちゃいました。しかもやたらと長くなり…。2つに分けようかとも考えたのですが、分けるほど盛り上がりのある話でもないし…orz…そのまま1話でUPさせて頂く事にしました。

どうでもいい事ですが、今回私が個人的に書きたかったのが、『琴子以外にはとことん冷徹になれる入江くん』でして(笑)
で、可哀想なオリキャラを出してしまいました(^_^;)今読み直してみると、入江くん怖い!!キャラ崩壊してますね…。でも修正はしません(笑)たまにはいいでしょ♪(←開き直り)
しかし、入江君を好きになる女子に普通の子は居ないのだろうか…。なんか想像つかないんですよね(苦笑)

って、あとがきまでだらだらと…!すいません、もう終わります!!
お付き合い下さった方様、どうもありがとうございましたm(__)m


追伸:コメントを下さった皆様、返信が遅れていて申し訳ありません…!
先週はお盆も関係なく仕事で、週末も予定が立てこんでいました。そして今週もバリバリ仕事でございます。多分、明日の昼休み辺りに会社のPCからさせて頂きますので…!!
コメント、本当に嬉しいです。いつもありがとうございます!!!

コメントの投稿

secret

top↑

comment

Re: キリ番GET♪

ねーさん様

こんにちは。このたびはすごく遅いリコメで申し訳ありません!
400万のキリバン報告ありがとうございます♪
すみません、何にも企画とかしてなくて^^;

記念に懐かしい作品にコメントありがとうございました。
私の創作ではじめに読まれたのがこれでしたか!
実はこれ、個人的に好きな作品だったりします。というか、読み返せる作品(笑)
甘々なものは他の作者様が書かれた作品なら好きなのですが、自分のは背中がぞっとするので^^;
ビタースイートくらいな話の方がホッとします。

ラブレター結婚後verや卵焼き琴子verご希望もありがとうございます~。
でも、ねーさんさんの作品にもう書かれてありそうですよね?^^
なんだかねーさんさん家は、無限に広がる四次元ポケットのようなイメージです(^m^)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

拍手コメントありがとうございました。

おかき様、ありがとうございます。

はじめまして。この辺境ブログに辿りついて下さりありがとうございます!
私も原作は連載当時からコミックで読んでいました。アニメ化された事を放送終了から1年程して偶然知り、それからイタKiss熱が再燃して今に至っています。
台湾版はあまり観ていなくて・・・。韓国版は今DVDを借りては観ている・・・、そんな状況です。
巻毎にご覧頂けるのですか!?ありがとうございます!好き勝手に書き散らしているという感じですが、少しでもお楽しみ頂ければとても嬉しいです。こちらこそ宜しくお願い申し上げます。

拍手コメントありがとうございます!

Fox様

おはようございます。御礼が遅くなり申し訳ありませんでした!
嫌な女が出てきましたが、入江くんの行動にすっきりして頂けて良かったです♪

台キスは気になった部分だけは観たので、琴子の誕生日の回は観ています。でも、その部分は覚えてないです~~(^_^;)
他の方からのコメントで知ったのですが、その前から入江くんが琴子からのラブレターを読み返すシーンとかがあったそうですね。やっぱり、入江くんはあのラブレター、大事に持っていたんだろうなぁ…って改めて思っちゃいました^^

私のプライベートにまで労いのお言葉を下さってありがとうございます。Foxさんの優しさ、いつも感謝しています。

コメントありがとうございました!!

ゆみのすけ様

こんばんは。はじめまして!コメント下さってありがとうございます!!
琴子に感情移入して頂けたなんて・・・ありがとうございます~(*^_^*)
でも、その後の入江くんの行動で最後は笑顔になって頂けてよかった♪

入江くんって、初めの頃は理美やじんこの名前もしっかり覚えていないんですよね。琴子はインパクトがすごかったのもあるのでしょうが、でも確かに他の誰とも違っていたんだろうなぁと思います。
でも、それが「琴子が気になる」には直結しないのがこの頃の入江くん。思わせぶりな訳ではなく、素でこんな言動を取っている気がします(^m^)
(後輩に対しては完全に計算ずくの冷徹さですが(笑))
そして、琴子はそんなある意味天然な入江くんに一喜一憂しちゃうんですよね~。私もこの頃の2人、大好きです♪


chan-BB様

こんばんは。うふふ、お話していた高校時代の2人、楽しんで頂けたようで嬉しいです~~(*^_^*)
「まだ何もはじまっていないのだけど、実はもうしっかりはじまっちゃってる」って感覚、分かります!!そう、本当にそうなんですよ~~♪

台キスのそのシーンは知らないですー。なんだかトビトビにしか観てなくて(^_^;)でもそうなんだ~~!!琴子のラブレターを入江くんが持ってる説、ありって事ですね☆

そして高橋にコメントありがとうございます(^^)コメント読みながら噴きそうになりました。
放火魔直樹!!ぷぷっ!!いや、でも放火とまでは言わなくても、昼ドラみたいにライターで火をつけて灰皿の上で紙がめらめらと燃えていく様子を想像して一人ニタニタしていましたww
でもこの嫌な女の言動、スラスラ書けました(笑)イタキスでこうゆうキャラはいないですもんね。楽しかったです~~(^m^)


さくら様

こんばんは。意地悪全開でしたか(笑)どっちにだろう?どっちにもかな?
コメントありがとうございました。


rinnn様

こんばんは。
わぁ!嬉しいです!!rinnnさんの入江くんのイメージとぴったり重なっていたようで嬉しいです~~♪
実はラブレターを持ってた入江くん、いいでしょ?(^^)

「琴子に冷たいのかと思いきや、不安になった琴子のところへちゃっかりやってきて、意味ありげな行動と言葉をかけて琴子をすっかり不安から解放させて… 」って、まさにその通り!!
ほんと、これだけの事やってるくせに、琴子が気になっているって事には気が付かないんだから入江くんって・・・(笑)
「遠巻きに見てると、単にラブラブしてるだけ」にも笑っちゃいました!!ホントですよね。だって、昼休みに中庭で一緒にお弁当食べてる2人なんて、ラブラブカップルっぷり丸出しですよね~~(^m^)

そして今回は私の文章に勿体ないほどのお褒めの言葉を頂き恐縮ですっ!
今回のお話、中盤部分(高橋との絡みと、琴子とのやり取り)はすごく早く書けたんですよ。無駄が無いなんて嬉しいです!!思いのままに書いた部分に萌えて頂けたなんて、書き手冥利に尽きます(^^)


りきまる様

こんばんは。
そうですよね。この頃には既に入江くん、琴子を自分の領内に入れていますよね。

テスト勉強の時にも少し近付いていたけれど、入江くんが少し変わった瞬間って、やっぱり琴子からのラブレターを読んでからだったと思います(*^_^*)

その後はしっかり琴子の事を苛めつつ、近付いてくる輩には威嚇し(笑)、琴子が自分から離れて行きそうな時には繋ぎとめ・・・(^m^)

お弁当のお箸で間接Kissは自分で書いておきながら無意識なのか確信犯だったのか分からないんですよ(^_^;)・・・やっぱり無意識、かな?
でも、琴子にとってはまさに「夢の仲」ですよね♪


繭様

こんばんは。今回の入江くん、怖かったですか(笑)?
繭さんのなかで、私の書く入江くんは優しいイメージが出来あがってしまわれているようですが、私のなかではこういう入江くんも大いにありなんですよ(^_^;)
なので、出来ればフラットな感覚で読んで頂けると嬉しいです~~。

高橋の今後を気にして下さるなんて繭さんお優しいですねー。私はこの手のタイプは大丈夫だと思ってます(笑)少なくともプライドが高いゆえにここで部活から逃げ出すような事はしないと思います☆

さて、今回の入江くんの行動については計算か無意識かと聞かれたら、私としては無意識だと思っています。今回入江君が他人に対してこんなに冷徹になったのは、明らかに琴子が原因なんだけど、入江くんはその事に多分気付いていないでしょう。なので、その後のあらゆる行動は本能に近い感じ・・・ですね。ラブレターの行方をしっかり答えないのも、その辺が理由になってるのでしょうね。(って、上手く纏めたつもりだけど曖昧でごめんなさい!!(>_<))


吉キチ様

こんばんは。
吉キチさんも高橋にムカっときましたか(笑)?いや、私的には嬉しい限りです♪
入江くんのお陰でスカッとして頂けたようですし、良かったよかった(^m^)

琴子のラブレターの内容を覚えているって事は、琴子にいくらか興味を抱いているって事なんだけれど、入江くんはきっとまだこの時点では気付いていないと思います。自分の気持ちにはすごく鈍感ですもの、入江くん。
ほんと、入江くんも入江くんだけど、琴子も気が付けばいいのに(笑)

そして、間接箸(笑)
確かに、嫌いな相手にこれはしないですよね。しかも、残りの昼休みずっと一緒に過ごしているし(笑)気付け~~の吉キチさんのお声が聞こえてくるようでした(^^)

 間接箸だぁ~(ニコッ)

こんにちは
直樹が高橋さんの視線、態度など・・・鼻をへし折ってやって スカッとしました。(笑)
むかついたもんで・・・(笑) 

 直樹も少しは琴子への気持ちを自覚したかいなぁ? 興味あるから覚えてしまったのと違うかな?
琴子ラブレターの内容 
  
 周りが おとなしくしていれば・・・良いのに
外野がうるさく引っ掻き回す~ 琴子にトバッチリがいき 災難すぎるよなぁ。

『どうやら興味を惹かないと、直ぐに忘れてしまうらしい』 琴子に興味がある と言ってると同じじゃん(笑) 琴子も気づけば良いのになぁ 喧嘩するほど仲が良いよねぇ(ニコッ)
 
 
 直樹は なんだかんだ言っても琴子の隣で間接箸使って 食べたんですよねぇ(笑) 
とことん嫌いなら 食べないよね・・・?琴子の後に・・・・お話ししながらでしょ
速ぁ~ 気になる気持ちに 気づけぇ~・・・。
  
 気づいてないのか?いやぁ お腹が空きすぎてお箸なんか気にしないか?
 
  琴子のお腹の虫 琴子らしいいよね。 
 

さっすが入江君。

こんばんは、ぴくもんさま。

この頃の入江君は、琴子のことを自分の領域に居ることを許しているような気がします。
文句を言いながらでも気にしているし、金ちゃんに戦線布告をしているし、(威嚇)もしているし、
無視しながらでも気になっているって感じですよね。

しかし、あの入江君が琴子がつかった箸で、お弁当を食べるなんて・・・
無意識だと思うけど、琴子にしたら『間接キッス』で、夢の仲ですよね。(笑)

とても、可愛いお話今回もありがとうございました。

そうそう!そうなんですよね☆

ぴくもんさん、こんばんは。

そうなの!入江くんってホントこうなの!!
この頃は特に!!
琴子に冷たいのかと思いきや、不安になった琴子のところへちゃっかりやってきて、意味ありげな行動と言葉をかけて琴子をすっかり不安から解放させて…
しかもこれ、遠巻きに見てると、単にラブラブしてるだけだし(笑)!!

って~!!!ぴくもんさん、今回の描写、ストーリー構成??特に上手すぎません??
読んでいて、「そうそう!入江くんってこうなのよ~!…てか、ぴくもんさんなぜこんな的確に表現できるのぉ???」ってなりました。
今回の入江くんは、一言で言うと無駄がない!
すべての行動が琴子に向かっている。という感じでした。
特に細かいところ、背後から声をかけたり、弁当を奪い取ったり、卵焼きを食べる琴子を見つめたり、予鈴の後琴子に声をかけたり…が私には萌え~でした(笑)

しかも、あのラブレター入江くんがもっていたなんて、なんてステキなの!??
うっきゃ~☆

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

はじめまして♪
初々しい二人のやり取りにドキドキしました。
入江君が後輩の手紙を受け取ったあたりから
琴子に感情移入し、目頭がかなり熱くなりましたが、
入江君の駆け引きのうまさに、琴子同様笑顔に戻りました♪

入江君は興味のないものは覚えないけど
その裏返しで、琴子のことは
とっても気になっているんですよね。
それを、はっきり伝えず、遠まわしに!!
琴子ちゃん、入江君の一言で一喜一憂しちゃうのよね。

この頃の恋の駆け引き好きです♪

プロフィール

ぴくもん

Author:ぴくもん
ご訪問頂きありがとうございます。
こちらは漫画好きの管理人・ぴくもんの創作ブログです。
各ジャンルの原作者様、著作権者様・出版その他関係者様等とは一切関係ございません。
原作のイメージを大切にされる方や二次創作を理解されない方、不快に思われる方は、此処でお引き返し下さい。
拙い作品ばかりですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


詳しくはこちらをご参照下さい。

カテゴリ

最新記事

online

現在の閲覧者数:

LINK

◆日々草子 (水玉様)

◆kiss shower (幻想夢 影菜様)

◆ 玉響のキセキ (ほろほろ様)

◆イタズラ★Days (ha様)

◆こんぺい糖と医学書 (千夜夢様)

◆Embrasse-moi (えま様)

◆ぼんやり日記 (よもぎ様)

◆雪月野原~snowmoon~ (ソウ様)

◆HAPPY☆SMILE(narack様)

◆*初恋*(miyaco様)

◆みぎての法則(嘉村のと様)

◆φ~ぴろりおのブログ~(ぴろりお様)

◆真の欲深は世界を救う(美和様)

◆むじかくのブログ(むじかく様)

◆つれづれ日和(あおい様)

◆イタKiss~The resident in another world ~(九戸ヒカル様)

◆Snow Blossom(ののの様)

素材拝借サイト様

Dolce様

空に咲く花様
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。