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交差点 ③(終)

イタKiss期間 2010

配付元: kara no kiss 様
50音・26文字お題 単語50よりお借りしています。

入江くん、琴子ちゃん、結婚記念日おめでとうございます~♪♪

すぐ書き終わるといいながら、大変遅くなり申し訳ありません。
待って下さっていた方は本当に感謝します!!
えっと、長いです。多分2話分くらいのボリュームです。(←また…)
とにかく始めさせていただきます。お付き合い下されば幸いです(*^_^*)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「変わらないな、琴子ちゃんは」

ドアの向こうに消えていく長い栗色の髪を見送りながら呟いた。
それは同意を求めるつもりなど毛頭ない自己完結な言葉だったのだが、入江は「呆れるほど」と相槌した。

「素直だな」

思わず笑みが出る。こんなにも優しい目をする入江を見るのは初めての気がする。
入江は一瞬自分に向けられた言葉だと気が付かなかったようで、怪訝な顔をした。が、おれの表情からその真意を理解した途端、さっと不機嫌な表情になる。

「おいおい、いきなりそんな顔に戻るなよ」

「九代さんが気色の悪い目で見るからでしょう」

ほんとコイツは…、相変わらず口の減らない奴だ。しかしそこを逆手にとって、おれは入江の目を覗き込むようにして笑った。所謂、気色の悪い目で。

「おれはただ褒めているだけだぜ?」

「褒めていると言うより、面白がっているようにみえますけど」

「あ、やっぱバレた?いや、おまえにもそんな顔が出来るんだな~って思ってね」

「ったく、あなたは……」

おれの上機嫌な笑みに、入江は呆れたとばかりに大きく肩を竦めた。


「…それにしても驚いたよ。まさかこんな形で再会するなんてな」

「それは確かに。まさか九代さんの職場がここなんて思いも寄りませんでしたよ」

「知らせる機会を失ったから。何せおまえ、前触れ無しにバイト辞めたからな」


商談の時よりも少し深くソファに身を埋めて向かい合うおれ達。こうして話していると、あの頃のように一つの灰皿を共有して一服したい衝動にふと駆られる。
入江も少し表情を和らげると首元に手をやり、ほんの少しネクタイを緩めた。


「改めて結婚おめでとう。琴子ちゃんには言ったんだけど、おまえにはまだ言ってなかったよな」

「そうでしたっけ。でもまぁ、ありがとうございます」

「ふっ 奥歯に物が挟まったような物言いだな。それはやっぱり、あのお母さんが原因?」

「そんなところです」

入江はあっさりと認める。が、それは心地よい諦めにも見えたので、おれは一安心する。


「この際だから言わせてもらうけどさ。正直、結婚なんてぶっ飛んだ話よりも、おまえと琴子ちゃんの仲がつい最近まで進展していなかったって事に驚いた。随分と持久戦を続けていたんだな?何の我慢大会?」

「そんなつもりじゃなかったんですけどね」

おれの言葉を適当に受け流しながらも思うところは色々あるらしく、入江はクスリと笑った。2人にどんな事があったのか聞き出したいところだが、聞いても入江はしらばっくれるのだろう。それなら、いっそのこと少しからかってやるか。


「入江、もう一人暮らしのマンションは引き払ったの?」

「ええ。もう随分前に」

「ふーん。って事は、今はまた琴子ちゃんと一緒に暮らしてるってことか」

素直に質問に答える入江に、おれはフムフムと納得するような仕草をしてみせる。当時、入江と琴子ちゃん一家が同居している事を知った時は随分驚いたものだった。

「しかしさぁ、おれはつくづく入江を尊敬するよ」

「なにがです?」

「だっておまえさ、そんな環境で良く“気持ちを確かめ合わずに”いられるもんだな?」

おれは先程の琴子ちゃんとの会話を引用してわざといやらしく笑い、入江の目を覗きこむ。因みに、この科白のくだりは入江がどんな解答をしようともデフォルトだ。
もしも入江がまだ一人暮らしをしていたのなら、『よくマンションに連れ込んで“確かめ合わずに”我慢していられる…』と繋げるつもりだったのだから、おれも悪ふざけが過ぎるかもしれない。案の定入江は盛大に嘆息していた。

「いや~、おれなら無理だわ」

「野暮なことは聞かないんじゃなかったんですか?」

「相手によりけりだよ。寧ろ入江の口からならば、聞きたくてウズウズするね」

「結局同じことでしょう。ったく、悪趣味ですね」

「悪いな。どうもおれ、少し浮かれているみたいだから」


入江はさらに眉を顰める。それを見て、もうこれ位にしておく事にした。このままでは入江の額から皺が取れなくなってしまいそうだ。
何より、おれが聞きたい事は他にまだ残っている―。



「…それはそうとさ。ちょっと立ち入った事を聞くようだけど―」

少し姿勢を正したおれは、あらたまった口調で入江に切り出す。そんな様子を敏感に察知したらしい入江は、スッと真っ直ぐな視線をこちらに返してきた。

「おまえさ、もしかして大学辞めたのか…?」

漸くその質問を口にする。これは、今日入江を見た瞬間から気になっていた事。
入江は一瞬おれを凝視したが、直ぐに納得したように、自嘲気味に口の端を上げた。

「そりゃ分かりますよね。毎日新聞を目に通していれば、最近ウチの株価がずっと低空飛行だったのは明らかですし。ましてやおれはこの格好」

…その通り。おれは目で頷く。
接客業という職種柄もあるが、一社会人として経済を始とする時事の情報収集は日課。毎日隈なく目を通す新聞で、近頃パンダイの株価が下がっている事は何となく知っていた。
しかし、こんな入江の表情を見るのは初めてだ。恐らく、入江の肩には想像できない程多くの重圧がのしかかっているのだろう。

「でも、大学は辞めたんじゃなくて休学中です。経営を立て直したら、必ず戻ります」

「そうなのか。たしか、理工学部って言ってたっけ」

昔の記憶を辿りながら尋ねる。正直『必ず戻る』と言うほど、入江が大学に戻る事を熱望しているのは意外だった。
本当に賢い人間だからこその感覚なのか、学歴に固執するタイプには到底見えなかったし、深刻な会社の状態を鑑みても、大学中退は選択肢として十分存在したと思う。ましてやこれから結婚するのであれば尚の事、自立心の強い入江は働く道を選ぶ気がしたのに―。
すると入江は、まるで今日食べた昼飯について話すような調子で答えた。

「いえ、転部しました。今年からは医学部に在籍してます」

「…げっ、マジ!?」

思わず声が上擦る。おいおい、そんな報告を事もなさげに言うなよ。
大学で2年学んだ事をリセットして全く違う分野を勉強し直すなんて、余程の理由がなければ出来ないぞ…!?

「それ、何がきっかけで決めたの?」

「まぁいろいろあって。でも、わりと単純な理由ですよ」

入江はそう言うと、クスリと笑って手元に目を落とす。左手薬指は、琴子ちゃんがはめたリングがまだそのままになっていた。
もしかして…。いや、きっと。入江がこの道を選ぶきっかけを与えたのは琴子ちゃんだったのだろう。


「そっか。気のきいた言葉が浮かばないけど、頑張れ」

「はい」

入江は静かに頷き、答えた。強い意志を感じる瞳は、進むべき道を見つけた者だからこそ得たものなのだろう。



「…あーあ。いいよなぁ、結婚!」

清々しい思いに、おれは伸びをして呟く。入江は面白そうな顔をして、「そうですか?」とこちらを見た。

「なら、すれば良いじゃないですか」

「簡単に言うな。だれもがおまえみたいにはなれないんだよ」

軽く睨んで小さく嘆息する。まったく、自分がどんだけ適応力高いか分かっていないのかよ。すると、突然予想外な科白を入江が口にした。


「とにかく、琴子はおれがもらいますよ」

不意に投げかけられた言葉に、おれの呼吸は一瞬止まる。

「…何の事?」

「言葉のままですよ。本当はわりと気になっていたんでしょう?」

入江が意味ありげにおれを見てきた。それは今日一番の痛烈な視線。

「ふっ やっぱりけん制されてたんだ、おれ」

今までの密かな攻防が頭の中を過ぎり、自然と笑みが零れる。

「心配するな。結局おれが好きなのは、おまえと一緒に居る琴子ちゃんなんだから」

そう、そもそもおれと琴子ちゃんの出逢いは、入江が居なければ存在しなかった。琴子ちゃんは、入江を追いかけてあそこでバイトを始めたのだから。そして、盲目に入江に恋する琴子ちゃんでなければ、おれはそれほど彼女に関心を持ちはしなかったかもしれない。

「分かってます」

入江もあっさり答えると、クスリと笑った。


「なぁ入江、出逢いって不思議だよな」

つくづく実感しながら、おれは入江に話しかける。

「いつ、どこで、どんな風にって、いろんな要素が組み合わさっている。そして、その中の何か一つでもパターンが違えば、その先の未来はまた違う世界が待ち受けているって気がする。言うなれば、出逢いの一瞬一瞬は、人生って長い道のりの交差点」

「そうかもしれないですね」

入江は低い声で答える。

「例えばおれの方が先に琴子ちゃんに出逢っていたら、おれ達ももっと恋敵っぽくなったりしていたりしたのかもな?」

おれは入江の顔を覗き込む。想像のつかない“もしも”の世界―。すると入江は「それはないですね」と即答した。

「なんでそう断言できる?おまえを好きな琴子ちゃんでなくても、おれが彼女を好きになる可能性は十分にあるんだぞ?」

少しムキになって反論するおれ。当たり前になり過ぎているのか、入江は琴子ちゃんの魅力を軽視している気がする。すると入江はクスリと笑った。

「違いますよ。そこじゃないです」

「じゃあ、どういう意味だよ?」

語気を強めると、入江はあの自信に満ちた顔でおれを見返してきた。

「たとえ琴子と九代さんが先に出逢っていても、結果は同じだと言ってるんです。おれと出逢った時点で、琴子はおれを好きになるでしょうから」

「…。」

「そして、おれもきっと琴子を好きになります。なので九代さんの入る余地はやっぱりないです」

「…ったく、おまえってヤツは――!」

数秒唖然とした後、腹から笑いが込み上げてくる。ほんとコイツには降参!気持ちに正直になった分、昔よりさらに自信に満ちた入江の科白に、おれはただただ恐れ入ったのだった。




「はぁ~~、笑った、笑った」

「笑い過ぎです」

目じりに滲む涙を拭いながら呼吸を整えるおれを、入江がシラッと睨んでくる。

「いや、そりゃ仕方無いって!おまえ、自信家すぎだもん」

そう言って入江の顔を覗き込むと、またフツフツと笑いが込み上げてきた。

「琴子ちゃんと仲よくな。たまには素直に好きって言ってやれよ」

「お節介ですね。相変わらず」

「ああ、そうだよ。いつもお前は自信家で、おれはお節介」

そんな言い合いをしていると不意にノック音がし、琴子ちゃんが戻ってきた。



「キューダイさんのすごい笑い声が聞こえてきたけど。入江くん、何話してたの?」

入江の隣にまたちょこんと座った琴子ちゃんは、おれ達を交互に見ると首を傾げる。

「別になんて事ない話だよ。ねぇ、九代さん?」

入江はいつものポーカーフェイスに戻ると、チラリとこちらに目配せしてきた。

「そうそう、ちょっとした世間話をしてただけ」

おれは可笑しさをかみ殺しながら頷く。

「ところで琴子ちゃんはどうだった?気に入ったものは見つかった?」

「はい!どれもこれも豪華でクラクラしました~」

琴子ちゃんはそれ以上詮索する事もなく、おれの質問に素直に答えた。この単純さがいいと思いながら、おれはそのまま話題をすり替えていくことにする。


「で、どれに決まったの?」

興味津津で尋ねる。これは単純な好奇心によるものもあるが、職業柄致し方ないもの。
マリッジリングもそうだが、ウチにはそれこそ沢山のエンゲージリングのコレクションがある。ダイヤの形だけでも定番のラウンドタイプや、モダンなスクエアやルシダ、琴子ちゃんが好みそうなハート型なんてものもある。数多ある種類の中、琴子ちゃんがどのリングを選んだのか気になるのは販売員として当然だった。が、琴子ちゃんは「いいえ」と首を振る。

「エンゲージリングは無しにさせてもらいました。なんだかあたしにはどれも分不相応って気がして」

「へぇ…。そうなんだ」

意外な返事に驚きを隠せない。が、実のところ少し感心もしている。
その無欲さもさることながら、思った以上に冷静に自己分析をし、きっと強く沢山のリングを勧めてきたであろう入江のお母さんや店長の言葉を断るなんて、しっかりしている部分もあるものだとおれは琴子ちゃんを見直す。


「ま、学生には不要だよな」

ふと入江が口を挟んだ。目をやると、淡々とした言葉とは裏腹に入江の表情はとても優しい。

「エンゲージなんて、大学生には無用の長物だよな。だいいち、おまえは、きっと何処かに置いて失くすタイプだよ」

「な、失くさないもん!」

からかう入江に、琴子ちゃんは頬を膨らませる。が、直ぐにニっと入江を見上げた。

「でも何とでも言っていいわよ。今あたしが要らないと思ったのは本当だから」

「へぇ。それで?」

入江は面白そうに琴子ちゃんを見ると、先を促す。すると琴子ちゃんはうっとりと眼を閉じ、両手の指を交差させるように組んだ。

「それにね、やっぱりあんな指輪は入江くんに買って貰わなきゃ!って思うの。でも、入江くんはまだ学生でしょ?だから、何年後かに入江くんが突然プレゼントしてくれたりしたら素敵だと思うの~」

そう言うと、空想の世界に羽ばたいていった。


―やっぱり相変わらずだなぁ、琴子ちゃんは。

久しく見ていなかったが、これは昔からの琴子ちゃんの癖。こんな時、琴子ちゃんの頭の中ではめちゃくちゃ気障な入江が発生しているらしい。
呆れたように溜息を吐く入江を尻目に、おれはにんまりと頬を緩めている琴子ちゃんを微笑ましく思った。



「じゃ、最後の仕上げね。さっき決めたマリッジリングだけど、刻印はどうする?確か結婚式は21日だったよね。今日は遅いから明日発注になるけど、ぎりぎり20日には仕上がってくるよ」

「本当ですか?入れます、入れます!」

琴子ちゃんは目を輝かせる。

「どんな文字を入れる?定番なら結婚記念日とそれぞれのイニシャルとかだけど。なにか誓いの言葉を入れるカップルもいるよ」

「え~、どうしよう…?」

琴子ちゃんは頬を染めて考え込む。そして入江のスーツの袖をキュッと引っ張った。

「ねぇ入江くん、どんな言葉がいいかなぁ?」

「おまえが好きなようにしろよ。おれは何でもいい」

「もう、冷たいんだから」

無関心な入江に不満そうな琴子ちゃんだが、裏を返せば入江は何でも受け入れざるを得なくなるという事だ。予想通りの展開におれは内心ほくそ笑む。

「それなら琴子ちゃん、いっそ熱いメッセージを入れたらどう?」

「えっ/// そ、そんなぁ~…」

琴子ちゃんはそう言いながらも、まんざらではない顔をする。入江がギロリと睨んできたが、おれは気にする事なく話を続ける。

「例えば『愛し合う事を誓います』と言う意味で“I promise that I love”とか、『人生を供に歩んでいこう』って感じで“I walk the life together”とかね。フランス語で、なんてのも出来るよ?」

「わぁ~、いいかも…!」

フランス語というのがツボだったのか、琴子ちゃんはうっとりと頬を染める。おれはというと、提案しておきながら、琴子ちゃんならともかく、入江がこんなメッセージ入りのリングをしているところを想像すると可笑しくて堪らない。

「…シンプルなのが一番じゃないか?」

入江がボソリと言う。ぷぷっ なんでも良いとか言いながら、やはりこんなメッセージは勘弁願いたいようだ。琴子ちゃんはやや惜しそうな表情を見せる。

「せっかくだから、個性のある言葉もいいかと思ったんだけど」

「こんなところに個性なんて求めてどうする。おまえ自身がインパクトあるからそれだけで十分だ」

「そ、そんな言い方しなくても…!」

「…ばぁか」

琴子ちゃんがムキになりそうだったその時、入江が琴子ちゃんの頬をスッと撫でた。すると琴子ちゃんは何かスイッチを押されたかのように静かになり、ぽぅっと入江を見つめる。

「それにさ、2人の名前が一緒に刻まれてる方が良くないか?初めてペアで手にするものだぞ」

「///うん…。そうだよね…///」

信じられないほど甘い声で囁く入江。そして従順に頷く琴子ちゃん。突如繰り広げられる2人の濃密な空気におれは唖然とする。
が、入江…、おまえそれ、演技だろ!?というか、どちらにしてもこっちが恥ずかしくなるぞ…!!


「―そういう訳で、刻印は日付とおれ達のイニシャルで結構です」

「えっ。あ、ああ」

突然入江がいつもの調子に戻り告げてくるので、おれは慌てて返事をする。コイツ、羞恥心とかあんまないのかも…。

「…じゃあ、『1993.11.21 N to K』と、『1993.11.21 K to N』でいいかな」

なんとか気持ちを落ち着かせ、側にあったメモに書いて確認してもらう。

「はい。いいな?琴子」

「うん…!」

琴子ちゃんも嬉しそうに返事する。

「ふぅ、なんとか決まったか…」

肩の荷が下りたように疲れた表情で言う入江におれは苦笑する。なんだかんだ言いながら、おまえ、ずっと楽しそうだったよ。



会計を済ませていると、少し離れた場所で交わされる2人の声が聞こえる。

「ね~入江くん、メッセージのことなんだけど…」

「まだ言うのか。さっき納得したんじゃねーの?」

「う、ん…。そうなんだけど」

琴子ちゃんは口籠っている。ぷっ、入江の演技に流されたものの、まだ少し心残りらしい。

「なんだかシンプル過ぎる気がするの~。だから、あと少し捻りを入れない?例えばtoをハートマークにするとか!」

「い・や・だ」

「んもう、イジワル」

琴子ちゃんが拗ねた声を出す。

「…じゃあこれでどう?」

おっ、入江が少し折れた。なに書いてるんだろう?琴子ちゃんは暫く沈黙した後、「…うん、これがいい」と言った。


「ふふ、入江くんからのはじめてのプレゼントだ~///」

琴子ちゃんの幸せそうな弾んだ声。すると入江が、「プレゼントになるのか?」と淡々とした返事を返す。

「あーん、勿体なくて付けられないよ…!」

「おれはそれでも構わないけど?」

「そんなあっさり言われるのも何か悲しいかも」

「…どっちなんだよ!?」

「だ、だって…――」

交わされる会話は止めどなく続いていく。昔から変わらないやり取りに、やはり2人は似合いだったとおれはそっと微笑んだ。




全ての手続きを終え、おれは店長と共に戸口外側まで出て、入江たちをお見送りする。


「入江様、本日はありがとうございました」

店長が深々とお辞儀するのに合わせ、おれも頭を下げる。

「なんだかごめんなさいね。折角お店を開けてもらったというのに」

入江のお母さんがそう言うと、店長は「とんでもないです」と笑顔を見せる。

「お二人の人生の門出を記念するリングに弊社にものを選んで頂けました事、大変光栄に思っています」

「こちらこそ嬉しいわ。ありがとう。きっとまた伺うから、これからも宜しくね」

そう言うと入江のお母さんはにっこりと笑った。琴子ちゃんも嬉しそうに小さく頭を下げ、入江も穏やかな表情をしている。皆幸せそうな顔をしている事に、改めてこの仕事を誇りに思う。

「九代さんもありがとう。お陰で2人のリングが無事選ぶ事が出来たわ」

「恐れ入ります」

「ところでどうだったかしら?久しぶりの再会は…?」

入江のお母さんがニヤリとおれを見上げてくる。まったく、この人は自分の息子がどんな行動をとるのか、大方の予想を付けた上で仕向けて来たのだろうな。

「とても楽しませて頂きました。ご配慮ありがとうございます」

負けじとニッと笑って返すと、さらに入江のお母さんは目を光らせる。

「そうだわ!あなた、2人の結婚式には来られないかしら!?こんな楽しいお友達が居るなんて私、知らなかったから。んもう、お兄ちゃんも琴子ちゃんも教えてくれないなんて人が悪いわ!」

お母さんの無茶な物言いに、居合わせたおれと琴子ちゃんは苦笑する。入江だけはまた不機嫌そうに溜息を吐いていた。

「どうかしら?九代さん。今さら1人も2人も変わらないわ!」

そういう入江のお母さんにおれはやんわり笑って辞退の言葉を告げる。

「お言葉は大変光栄です。ですがそれはちょっと…。なにせ急ですし、仕事柄日曜は難しいです」

「ああ…、それはそうね。それじゃあ、今度是非お家に遊びに来て頂戴な」

納得し、別の提案をしてくれた入江のお母さんに、おれは「是非」と微笑んだ。


「先程も申し上げましたが、刻印の仕上がりは前日の予定です。朝1番にはお渡しできますのでお待ち致しております」

少し畏まって告げると、入江と琴子ちゃんが似た表情で同時にクスリと笑う。

「なに…?」

首を傾げると、入江と琴子ちゃんは示し合わせたように少し顔を見合わせた後、揃っておれに視線を向けた。

「だって…ねぇ?入江くん」

「ああ」

「だから、なんだよ?」

こんな展開は少し慣れない。可笑しかったか?と、少し戸惑った時、琴子ちゃんが口を開いた。

「キューダイさん、すごく似合ってます。このお仕事」

琴子ちゃんは花のように朗らかに笑う。そして、入江に「ね、そうだよねっ?」と同意を求めた。入江は少し口角を上げながらおれを真っ直ぐ見、頷いた。

「前日、あたしが引き取りに伺いますから。キューダイさん、宜しくお願いしますね!」

「畏まりました、入江様」

おどけて告げると、“入江様”と呼ばれた事に琴子ちゃんは顔を真っ赤にした。

「じゃあな、入江。また」

最後に入江を振り返って告げる。入江は「ええ、また」と答えた。



ちょうど変わった信号に合せて最後に会釈をし、入江たちは歩き始めた。そして、向こう車線に止まっていたタクシーに乗り込み、完全にその姿は見えなくなる。

「さぁ九代くん、私たちはあともう一仕事よ」

「はい、了解です」

店長に促され、おれはまた店内に戻る。


―なぁ入江。おれたちの“縁”も、昔より深くなったのかな―?

心の中で問いかける。
意図的かどうかは定かでないが、入江はさっき“また”と言った。この再会はおれたちにとっても新たな交差点を刻んだのかもしれない。少し深くなった縁に、おれは少なからずの喜びを噛みしめた。





「まさか知り合いだったとはね」

片付け及び残務処理をする最中、店長が話しかけてくる。

「僕も驚きました。学生の頃、バイト先で知り合ったんですが、もう1年以上も顔を合せる事もありませんでしたし」

「それにしては随分盛り上がっていたわね」

店長は意味ありげな視線でおれを見、小さく笑った。
恐らくおれの笑い声が響いていたのだろう。貸切とはいえ仕事中にあんな声を出した事に気が付き、今さらながら少しバツが悪くなる。

「すみませんでした」

「いいえ、入江様は寧ろ喜んでいたようだから、今日に限っては大目に見るわ」

いつも仕事に関しては厳格な店長が、こんな事を言うなんて珍しい。


「話変わりますけど…、エンゲージリング、買わなかったんですよね」

「ええ、そうなのよ」

「それじゃあ、今日の貸し切りは仕事としては正直不発でしたかね。マリッジリングも一番シンプルなものだったし」

折角の余韻を壊すような話だが、現実的な話を少々。すると、店長は首を振った。

「何を言っているの、九代くん。ウチは売上だけに重きをおく店じゃないわ」

「…はい……」

おれはがっくり項垂れる。おれの仕事ぶりはまだまだなのだと痛感する。

「…なぁんてね?」

とその時、おどけた声音が聞こえた。おれはハッと店長を振り返る。

「九代くん、まだまだ甘いわね。入江様はその辺りもぬかりない御方なのよ」

店長はニヤリと笑う。…それって、まさか―。

「ふふ、エンゲージリングはお買い上げにならなかったけれど、代わりにパールのネックレスとイヤリングを選んで下さったの。お嫁さんにサプライズでプレゼントされるそうよ。確かにエンゲージに比べれば価格は下がるけど、お店を開けた分はきっちり回収させて頂いたわ」

「…。そうだったんですか」

改めて恐れ入る。さすが、入江のお母さんといったところか。

「まぁ、これは一つの結果としての話ね。私個人としては、分不相応だから要らないと言ったお嫁さんは素敵だと思うわ」

「はい。おれもそう思います」

「それから、ウチが宝石だけでなく、夢も売るメゾンだというのもお忘れなくね。なにせウチは、コーンキャンディのおまけの指輪に文字を刻印してさしあげるくらいなんだから」

「ふっ それは映画だけの話でしょう」

そう言った時、ふっと思い出した事があった。

「あ、そう言えば…」

おれは片付けの手を止め、会計後に纏めた書類に手を伸ばすとパラパラと紙を捲り始める。

「どうしたの?」

「いや、刻印と聞いて少し思い出した事があって…」

そう、会計の処理をしていた時に、入江と琴子ちゃんがしていた会話―。あの時、2人はメッセージを少し変えたような会話をしていた気がする。
その後、2人から変更について言ってくる事はなかったから、話だけだったのかもしれない。が、あの2人の事だから、もしかして――。


「あ…」

「へぇ~」

― やっぱり。おれはクスリと笑う。

「シンプルだけど、気持ちが伝わるメッセージね」

店長もこのメッセージを気に入ったらしい。

おれがメモした紙に書かれた文字――『1993.11.21 N to K』と、『1993.11.21 K to N』には、一部修正が施されていた。それは。toの箇所。そこは二重線で消され、一つの記号が記されていた。

「∞かぁ。永久の愛を誓うのにはまさにぴったりだわ」

「本当に」

同意しながら思った。この形は、2人が決めたシンプルなリングを並べた形に似ていると。そして、2人の人生が交わり、永遠にともにいる事を誓った証だと―。

「当日、晴れるといいな」

おれはそっと呟く。
側におかれていたメッセージが刻まれる事になる2つのリングが、店内の優しい光でキラリと反射した。






大変遅くなり申し訳ありません!まさかの結婚式当日UPになってしまいました…。
色々と言い訳したい事は山ほどあるのですが、本文そのものが長いので…、とりあえずここでUPします!
あとがきやら何やらはまた後ほど書かせて頂きたいと思います。

コメントやメールの返信がまたまた滞っています。本当に申し訳ありません!!
こんな私ですが、宜しければまた感想を下さると嬉しく思います。


テーマ:二次創作
ジャンル:小説・文学

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comment

コメントありがとうございました!!

さくら様

こんばんは。お久しぶりです~(*^_^*)
コメント返信がすごく遅くなってしまい申し訳ありませんでした!
結婚前の二人を、微妙な関係の時から知っているキューダイさん目線で見ることでラブラブさを感じて頂けて良かったです。本当、入江くんにつっこんだ事を聞けるのは彼くらいですもんね。(オリキャラだけどww)

琴子もらいますよ、と宣言する入江くん、かっこいいですよね!そして、何時であってもお互いに好きになると言いきる入江くん、私もここが一番好きだったりします♪さすがのキューダイさんもこれじゃもう何も言えないですよね!

結婚式の指輪に無限の愛を感じて頂きありがとうございました、本当に良かったよね、琴子ちゃん!(^-^)



藤夏様

こんばんは。コメント返信が遅くなりました事、申し訳ありません(>_<)交差点におつきあい下さってありがとうございました!!
もう・・・本当に藤夏さんったらどんだけ深く読んで下さっているのですか・・・!!すごく感動しました。ありがとうございますm(__)m

「我慢大会」にご反応して下さってありがとうございます~。まったく藤夏さんの仰る通りだと思います。
この頃の直樹は、恋愛よりも将来を真剣に考えている時期でしたし、いつも「好き!」って言ってくれる琴子に知らず知らず甘えていたんですよね。そして、土壇場になるまで自分の気持ちの大きさに気付かないと言うか、気付かないフリをしていたと言うか・・・。直樹ってば意外とおバカさんなんだから~♪←すみません(^_^;)

前回は個性の強い紀子ママと直樹、そして琴子の構図で少しドタバタした感じでしたが、今回は男同士の話を・・・と思って女性陣には退席してもらいました。直樹と九代さんの駆け引き的な会話は、なにせ私自身が好きなものですから(^^) 
直樹の気持ちに気が付いていた人は藤夏さんが仰るように松本姉や、あと武人くんなんかが居ますが、やはり立場が違うからかとても言えない、言わないですよね。九代さんの距離感はその辺りちょうど良かったのかもしれないですね。

そして、うんうんと頷いてしまったのが、『琴子の世界は入江くん中心にまわってるけど、結局は入江くんの世界も琴子中心にまわっている』ってところです!本当、イリコトはお互いに掌の孫悟空状態なのだと思います(*^_^*) 直樹の牽制、笑って頂けて本望ですよ!!私もこんな直樹を紀子ママにばっちりビデオ撮っておいてもらいたかったなぁ~~♪

何時どんな風に出逢っても互いに互いを好きになるなどとクサイ事を臆面もなく言ってのける直樹。これは他の男では出来ないですよね。ちくしょう、かっこいいぜ!ってまさにそう!!うわ~~ん、藤夏さんにそんな風に仰って頂けて本当に本当に私・・・感激です(>▼<) 
他にも「たまには好きっていってやれ」という九代さんの忠告にツッこんで下さったり・・・。そうなんですよ!これをちゃんと聞いておけば、後々の啓太の一件とか無かったかもしれないのに・・・、と、もうエンドレスで想像しながら書いていた私です(笑)

この度は沢山の要素を丁寧に拾ってコメント頂けた事、本当に感激でした!!私の方こそ、藤夏さんに総括して頂いて良い時間が過ごせました。
そして、まったく私の方こそ乱文のコメレスで申し訳ないですが、ご容赦下さいませ。ありがとうございました!!

追伸)あとがきにも拍手ありがとうございました!キューダイさんin入江家、また是非書かせて頂きますね~~(*^_^*)

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結婚記念日!

素敵な二人 さらにキューダイさんも登場で 結婚前の二人のラブラブさが よく出てましたね(^_^)
いろんな話 突っ込んで聞けるのって 九代さんくらいですよね。
しぶしぶながらも いろんな話出てきたあたり さすがですよね。 琴子はもらいますよ。って かっこいいー (^_^)
いつ出会っても お互いに好きになるんだって 凄い自信だよね。 沙穂子さんとの事が あり 自分にとって惚れた相手は琴子だけって 言いきれるんだよね。
人との出会も 交差点
九代さん さすが!
結婚式に こんな無限大の愛のこもった指輪だったなんて。琴子 幸せだね。たくさん泣いたけど愛されてたんだなって嬉しい気持ちになりました。 ありがとうございました。

コメントありがとうございました!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!コメントを下さった方には心よりお礼申し上げます。拍手のみの方もありがとうございます(*^_^*)

ponyo様

こんにちは。お久しぶりです!
私の「コメントお願いします」なんて叫びにお応え下さったのかなぁ~と思いました(*^_^*)  まさに!と仰って頂きありがとうございました♪


TOM様

こんにちは。全編に渡っていつも楽しいコメントを下さってありがとうございました!!
入江君で楽しむ九代さんをお楽しみ頂け良かったです~。今までは九代さんのちょっかいに分かりやすいような分かりにくいような、というような牽制を返していた入江くんですが、今回ははっきりと口にさせてみました。「琴子もらうぞ」は金ちゃんにも言ってましたもんね。入江くんは正直な人だから、自覚さえすればきちんとその辺り言葉にする人だと思っています(*^_^*)
そして、お題の『交差点』に絡めた九代さんの科白についてですが、お褒め頂き恐縮です。いえいえ、もう全然上手くなんてないです~。下手でお恥ずかしい限りですが、“∞”を含めて納得して頂きありがとうございました!
再々登場もご希望して下さってありがとうございます。一応伏線だけは作中に張っておきましたので(笑)、また気が向いた時に書ければ良いなと思います♪
最後に、コメントの返信について御心遣いをいただきありがとうございました。とても心救われました(^^)


まあち様

こんにちは。まあち様も最後までお付き合い下さってありがとうございました♪
え?今回は非公開なんですか~?私は全然オッケーなんですけど~~?(クスっ (^m^))
このエピソードを経て結婚式を迎えたのなら…とのお言葉、すっごく嬉しかったです。こんな事をさらりと言えちゃう琴子って本当に素敵ですよね。きっと入江くんはさらに琴子を好きになったことでしょう(*^_^*)無限大の愛が続く事、私も心から祈っています♪
それから、例の一件。いやいや、現実はそうですよ!しかしまあちさん、どんな展開でそんな科白を~~(笑)ちょっと覗き見したい衝動に駆られてしまいました!


ヒロイブ様

こんにちは。お久しぶりです~(*^_^*)
∞、是非使って下さい~♪ 私なんて、サファイアの指輪の話といい今回の話といい、メッセージの話を書きまくっていますが、現実自分の指輪には何にも入れてないんですよね(笑)何これ?願望?みたいな感じですよ(^_^;)
本当、このマークを思いついた人ってなんかすごいですよね。 こちらこそ結婚記念日にこのお話を読んで下さってありがとうございました。


紀子ママ様

こんにちは。UP後直ぐに読んで下さったんですね。ありがとうございます♪いつもコメント下さって感謝しています(*^_^*)
そうです、九代さんが入江くんの気持ちに気がついていたのと同様、入江くんも九代さんの気持ちに気がついていたんです。ママについては本当恐れ入りますよね(笑)どんだけセンサーの感度がいいのやら!
交差点に交えた九代さんの人生観に納得頂け良かったです。そしてそれを受けて入江くんが言い放つ自信たっぷりな科白に惚れて頂いて嬉しいです~。やっぱり入江君にはこうあってほしいと思う私です(*^_^*)
そして、今回エンゲージを選ばなかった琴子が話していた事を受けて、入江くんがサファイアの指輪を選んだと解釈して頂けた事、すごく嬉しいです。密かにそうだといいな、と思いながら書かせて頂いていました♪
そして、こっそり張った伏線にしっかりご反応頂きありがとうございます!九代さんの入江家訪問、出来れば書いてみたいと思います~。


chan-BB様

こんにちは。本当、やっとUP出来たって感じですよ~。お待ち下さってありがとうございました~♪
良かったと仰って頂き嬉しいです!②をUPした時に書きかけていたものをほぼ全消去で書きなおした甲斐がありました。とはいえ、やはりう~ん、な気もするんですけどね(^_^;)ともあれ『交差点』の意味合いに素晴らしいと仰って頂き恐縮です☆
キューダイさんの成長を感じて頂きありがとうございます。大学生の時は、根は真面目というかしっかりしていても、少しチャラいイメージで書いていたので変化に気付いて頂けて良かった♪きっとこれから、もっといい男になるはずです(^m^)
おおっ、この淡々としたお話の中にきちんと萌えを見つけて頂けましたか!?さすがchan-BBさんです~~。指輪のメッセージもお褒め頂きありがとうございます。それから、紀子ママが真珠のネックレスとイヤリングをプレゼントしてあげたのは、新婚旅行の最終日で琴子が付けているアクセを見て思いついたんですよー。大きさからフェイクに見えなくもないですが(苦笑)、そこは華麗にスルーです♪
こちらこそ、chan-BBさんの作品でイリコトの結婚記念日を暖かい気持ちにさせていただきました。ふふ、珍しく夜更かしして頑張ってくださったんですよね?私の方こそありがとうございました♪


吉キチ様

こんにちは。最後までレポーターの動向を注視していただきありがとうございます~(*^_^*)
そうですね、たしかにもうギブアップでしょう(笑) 
どんな状況にあっても、巡りあえば愛し愛されるなんて、さらっと言ってますがすごいぞ、直樹。
そして、左手薬指にはめられた指輪の向こうに琴子の姿を馳せて…。どんだけ好きなんだ!いや、でもそうであって欲しいです(*^_^*)
2人の愛の誓いの証のリング。此処に沢山の思いを込めて刻む無限大の愛のメッセージ。回り道をしたからこそ溢れ出る直樹の気持ちを感じて下さりありがとうございました。本当、琴子は幸せ者ですね~。
最後に、交差点の意味合いを素敵と仰って頂きありがとうございました♪


 直樹の全身の囁き

   こんにちは

 レポーターさんも しっかりアテラレてギブアップですよねぇ。
レポーターさんと しゃべっていても、見えなくても側には必ず琴子がいるんですよねぇ。 お互い違う相手が居たって・・・出逢えば好きになる 当然だろうなぁ~。 直樹のラブラブ光線がスゥンゴイですねぇ。 

人生の交わりが交差点・・・ぴくもんサンステキな言葉ですねぇ。

 直樹はリングにドンだけの思いを寄せてるんでしょうねぇ。リングを通して琴子をみてるんだもんなぁ~。 リングを見つめる直樹・・・幸せを感じてるんだろうなぁ・・・琴子と居れて、触れられて、感じれて・・・

  無限大の愛をリングに込めて送った気持ち リングに囁き、思いを忍ばせ、馳せて・・・これでもかぁの 愛ですねぇ。琴子は幸せですねぇ。

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