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::お代は見てのお帰りで 2/2
イタKiss 納涼祭り2011第3弾後編です。
※ 前編より少し長いのでご注意ください!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



夏の外気は夜になっても暑い。


「え~皆様、ビールはお手元にありますかー?」

徐に立ち上がった西村は、くるりとテーブルを見回した。
今、ここには総勢十数人の人間が集まっている。

「とっくに持ってるぞー」

「早くしろよ~」

軽いブーイングをしたのは西村が連れて来た男達だ。傍にいた女達がクスクスと笑う。
すぐ側を流れる川が多少の涼を運んでくれているはずなのだが、それでは到底避暑には追いつかない。配られたジョッキの表面は既に汗をかき始めている。

今夜西村が連れて来た友人は、男女共にプライベート繋がりだった。
幾ら個人的な集まりとはいえ、病院と製薬会社という関係から西村は敢えて職場の人間は呼ばなかったらしい。
『姐さん好みのイケメンも連れて来ましたよ』と言う通り、西村の友人の中にはなかなか見栄えの良い男もいた。若さ特有の無邪気さを見せる彼らの顔は、何処か西村に雰囲気が似ている。

一方、幹は琴子と直樹の他、真里奈や智子、船津(真里奈を誘うと自動的についてきた)を始めとしたお馴染みの面子に加え、後輩ナースや若い診療放射線技師を誘っていた。これ以上面倒事が起こらぬよう、直樹にも琴子にも特別な感情を抱いてない事を前提に厳選した末のメンバーである。
ともかくこの真夏の夜、新しく出来たビアガーデンへ行こうという企画は、声を掛けると皆二つ返事で参加を申し出たのだった。既に来た事のある西垣の情報によると、此処は川沿いというロケーションを利用し、週末の夜は花火も上がるのだという(因みに彼は今日は夜勤だったので泣く泣く参加を断念した)。
都会の真ん中にありながら、開放感溢れる空間で繰り広げられるイベントは、初っ端から盛り上がるに十分の要件を満たしている。


「それじゃあ音頭は、今日の企画の立役者である姐さんに是非」

「もう、また姐さんっていう」

突如指名された幹は僅かに眉を顰め西村を睨んだ。
が、集まる視線と盛り上がる歓声に応えるようにニコリと艶やかな笑顔を作る。

「ご指名頂きましたので、僭越ながら私、桔梗 幹が音頭を取らせていただきま~す。今日はお忙しい中お集まり頂いてありがとうございます♪はじめましての方もお馴染みの方も、こうして一堂に会したのも何かの縁ですから、今晩は思う存分夏の風物詩を楽しみましょう。それでは乾杯!」

「「「乾杯!!」」」

幹の後に続き、歓声とガラスの重なる音が夜空に響く。
皆は待ちわびたとばかりにぐびっと琥珀色の液体を喉に流し込むと、自然と近い者同士歓談を始めた。


「あー、やっぱビアガーデンで飲むビールって最高!ここは料理も美味くていいや」

一気に半分近くを飲み干した西村は、快活に喋って笑い、箸を動かす。
「こっちの料理取りますよ」などと、周囲への細やかな配慮も忘れない。

「西村君、マメね~」

西村の横に座っていた真里奈は、頬杖をつくと流し目を送った。すると真っ青な顔をした船津が息巻いて二人の間に割って入る。

「真里奈さん!ぼ、僕も何か取って差し上げますっ!」

彼の眼鏡が曇っているのは外気の所為か、それとも彼自身が発する熱気の為なのか。いずれにせよ真里奈は「結構よ」と相も変わらずそれを無下にあしらう。


「姐さんもどうぞ」

「あぁ、ありがと」

飲み会の席で、料理の取り分けは女がするもの(勿論、この場合も幹の立ち位置は女である)という意識が強い幹は、へぇと感心しつつ西村に皿を手渡した。そしてつい余計なことを小声で尋ねてしまう。

「本命にはしなくていいの?」

「そういうつもりでやってるんじゃないですよ」

西村はクスリと笑うと綺麗に盛り付けられた皿を幹に返した。

「だいいち、あのお皿にどうやってこれ以上入れるんです?」

「ふふ、確かにそうね。」

幹は苦笑を浮かべた。
成程、琴子の取り皿には既に豪快に料理が盛り付けられている。




「入江先生、どうぞ」

店員から新しいビールを受け取った西村は、空になったジョッキを取り上げると直樹に新しいものを勧めた。

「ああ、ありがとう」

直樹は西村からジョッキを受け取るとまた少しそれを空ける。

「入江先生って、お酒強そうですね」

「どうかな。酔って正体不明になる事はないけど」

「それ、多分強いって事ですよ。おれなんてしょっちゅうです」

「じゃあ今日は気をつけて」


「・・・。」

何気ない会話を交わす二人を幹はじっと静観した。
琴子によると、直樹は自分と西村がこの飲み会の企画者と知った途端、参加を了承したのだという。それを聞いた時、幹はお咎め必至と覚悟を決めたのだが、結局今日まで直樹は一切何も言ってきたりはしなかった。今の西村との会話も非常に温和である。

― でも、沈黙ほど恐いものはないかもしれない。

そんな考えがふと過ぎり、幹は咄嗟にどうかこのまま穏便に時が過ぎますようにと神様に祈った。
然しそうはいかないだろう。何故なら西村は正面対決を挑む為にこんな企画を持ち込んできたのだから。
そして西村が仕掛けて来た時、直樹は必ず何らかの行動に出るに違いない――。



「琴子さんはお酒は飲めないんですか?」

西村がそう言った時、幹の心臓はドキンと音を立てた。
とうとう始まったと、体が身構えるように固くなる。

「ううん。でもかなり弱いの。あと少し寝不足気味だから、入江くんが今日はもう飲むなって」

琴子が飲んでいるのはノンアルコールのカクテルだった。

「連れて帰るのは俺だからな」

「エヘへ、いつもごめんね」

前科の多い琴子は、苦笑いを浮かべるとまるで主人のご機嫌を取る子犬のような目で直樹を見上げる。

「いいじゃないですか。おれはそんな琴子さん、可愛いと思いますけどね」

西村はそう言うとジョッキに残っていたビールをグッと飲み干した。

「可愛い?こいつの酔っ払う姿が?」

「ええ、そうです」

「ふん、何も知らないくせに」

直樹の言葉に西村は小さく唇を噛んだ。
見返すと、直樹の自分にに向けられる視線は、今までとは確実に異質なものへと変貌している。
西村の背中にツゥっと冷や汗が流れた。今までの強気は何処へやら、その姿は既に牙を折られた獣のように萎縮してしまっていた。

― もう早々に諦めてくれるといいんだけど。

幹は人知れず溜息をついた。たったこれだけのやり取りでこれだ。西村がこれ以上歯向かえば直樹は一体どんな態度に出るだろう。
考えてみれば、直樹はやはり始めから臨戦態勢に入っていたのだ。
というのは今夜、直樹は珍しく率先して琴子の隣に座ったのだった。これは『向かって来るなら潰す』という直樹の意思表示に他ならなかった。


「琴子、向こうの取って」

「あ、うん。これ位?」

琴子はにっこり笑うと、手渡された皿にまたどっさり料理を取り分けた。
この緊迫した空気に気付かない鈍感さは相変わらずだと、幹はおかしな所で感心してしまう。

「バカ、そんな沢山取る奴がいるかよ」

案の定直樹は顔を顰めた。

「でももう取っちゃったし」

然し琴子は気にせず大盛りの皿を直樹の前に置く。

「ったく、じゃあお前も食べろよ」

言うが早いか、直樹は料理を箸に取ると琴子の下あごをクイと動かし放り込んだ。反射的に口を閉じながらも、大衆の面前での直樹の行動に琴子は頬を赤らめてしまう。

「美味い?」

直樹の言葉に琴子はコクコクと頷いた。直樹はクスリと笑い琴子の口から箸をぷつっと抜き出すと、自分の口にも同じ物を運ぶ。

「ああ、確かにわりと美味いな」

いつの間かテーブルの皆が二人に注目していたのは言うまでも無かった。



「あの、入江先生と琴子さん・・・でしたよね。お二人は確か結婚されてるとか」

西村の連れて来た女の一人が質問をした。
彼女を含め、今夜西村が連れて来た女達は皆大学時代の同級生である。よって年齢は20代前半だ。

彼女たちの目にも直樹はやはり格好良く映る。が、奥さん同伴でやって来た彼に迫ろうなどという発想はまるで無い。寧ろ結婚や夫婦というものに純粋な興味があるらしく、彼女達は直樹と琴子に質問を浴びせ始めるのだった。

「結婚してどれ位になるんですか?」

「10年程になるかな」

「お子様はいらっしゃるんですか?」

「一人ね。幼稚園に通ってる」

「わぁ~、でも何だかまだまだラブラブですよね~~」

「うんうん、理想の夫婦って感じ~!」

「そう?ありがとう」

直樹はフッと笑うと琴子を少し自分の方へ引き寄せた。すると彼女達は一層きゃあきゃあと声を上げる。

― あらあら・・・。

やり取りの一部始終を目撃していた幹は、今見る光景がどこか信じられない気分だった。今夜直樹はなんと愛想く琴子との仲を見せ付けることか。

「やだぁ、入江くんったら」

琴子はポッと頬を染めてそんな直樹を見つめている。

「あの・・・!折角だから皆でゲームでもしませんか!?」

西村がガタンと音を立てて椅子から立ち上がったのはその直後だった。



「ウソ発見ゲームでもしましょうよ」

「ちょっと西村くん、これはコンパじゃないのよ?」

幹は慌てて西村の腕を押した。何か嫌な予感がする。

「固い事言わないで。ちょっとした余興ですよ。ねぇ皆もいいでしょ?」

然しどこか意地になっている西村は、強引な姿を見せた。

「おれ達は構わないけど」

「あたし達も別に・・・」

居合わせた者達はやや困惑した顔を見せながらも頷いた。

「いいじゃん。どんなルール?」

直樹も薄く笑みを浮かべ西村を見る。

「もう、知らないから」

こうなったらなるようにしかならない。幹は肩を竦めた。



「簡単ですよ。親が出す質問に嘘偽りなく答えるんです。コインの表がYES、裏がNO。こうしてハンカチに全員が入れ終わったら開票ですが、その前にシャッフルもするから誰がどう答えたかは基本的には分かりません」

西村はポケットから硬貨とハンカチを取り出すと、動作を見せながら説明する。

「でもコインの結果を見ながら話をしていると、何かの拍子に嘘がばれる事があるんです。それがこのゲームの醍醐味」

「もし嘘がばれたら?」

「そうですね。親の命令に絶対服従ってのはどうですか」

「成程ね。分かりやすい」

直樹はそう言うと、西村と同じ硬貨を取り出しテーブルに置いた。

「じゃあ、おれも」

「あたしも」

それを機に皆も各々の財布を探り硬貨を出すと、始めの親決めのジャンケンをした。



始めの親は西村の友人だった。

「えっと、じゃあお決まりですが、“このメンバーの中に気になる人がいる”」

「それって“気になる”じゃなく“好き”でもいいんだよな?」

言うが早いか、西村は隠す事無く硬貨を表にしてハンカチの中に入れ、琴子を見た。流石の直球勝負にテーブルの皆は事情を呑み込むが、肝心の琴子だけがそれに気付かない。

「わぁ、西村くんってそうなんだ!それじゃあ、あたしも♪」

そう言って堂々と硬貨を表にしてハンカチの中に入れる。

「お前、このゲームのルール分かってるか?」

「分かってるよぉ。でも、これは隠す必要ないでしょ?」

「ま、それもそうだな」

二人のバカップルなやり取りに、ある者は唖然とし、ある者は噴き出す。

「・・・ねぇ、悪い事言わないからもう諦めなさい」

幹は小さな声で西村を諭した。

「あの通り琴子は入江先生しか見えないのよ。入江先生だってまんざらじゃないわ」

「そんな事とっくに分かってます。でも・・・、何か納得いかない。このままじゃちょっと引き下がれません」

西村は憮然と答えると腕を組み直樹を睨んだ。

「姐さん、何か知恵ないですか?」

「知るわけないでしょ」

幹はコツンと西村を小突いた。



その後もゲームは親を持ちまわりしながら繰り返された。

「二股をかけたことがある」
「不倫した事がある」
「コンパでお持ち帰りした/された事がある」
当初は可愛かった質問は、徐々に過激さを増していく。

「な、なんて破廉恥なっ!」

船津はそう叫んだが最後、ビールの酔いも手伝ってテーブルに突っ伏した。

「まったく、ただのゲームなのにしょうがないわねぇ!」

真里奈は悪態を吐いたが、店員が近くに居ないのを見て取ると席から立ち上がり水を取りに行った。

「品川さんが席外したんで、次はまたおれでいいですよね?」

真里奈の横の席の西村は、そう言うと片頬を歪めた。



「昨日、イイ事した人」

再び親になった西村の質問に、酔いの回った面々はニヤニヤと意味深な笑みを浮かべた。

「イイ事じゃわかりませ~ん」

「バーカ、自分で考えな!」

茶々を入れる者もいる。
そんな中幹は、琴子だけがどこか挙動不審な様子を見せるのに気付いた。

「入江くぅん・・・」

琴子は小さな声で直樹に助けを求めた。が、直樹はそれを一切無視する。
その姿に、幹は二人の昨夜を確信した。

「さぁ、正直に答えてださーい」

この動きに気付いているのかいないのか、西村はニヤリと笑うとまた早々にコインを入れたのだった。




ハンカチを取ると、其処には一枚だけ表のコインがあった。

「おぉっ!誰?これ」

「この数、やたらリアル~」

西村を始め皆がケラケラと笑い声をあげる中、幹は密かに胸を撫で下ろしていた。
先程の様子からして直樹と琴子が昨日いたした事は間違いなかった。そしてもし表のコインが二枚あれば、皆も真っ先に琴子と直樹を疑ったはずだ。直樹は面倒な質問を回避する為に敢えて硬貨を裏に入れたのだろう。

― まぁ、考えてみれば“イイ事”なんて元々曖昧な質問だったしね・・・。

神経質になりすぎていた自分に幹は内心苦笑する。そう、そもそも直樹は嘘を吐いたわけではないのだ。
が、この時幹はすっかり失念していた。直樹の妻は無駄にバカ正直な天然娘である事を――。


「ちょっ、な、なんで入江くん裏にしたの!?」

琴子の言葉に皆が食いついたのは言うまでもない。

「と、いう事は・・・!?」

「二人は昨日・・・!?」

「や、やだ~~、言わないで~~!!///」

漸く自分の失言に気付いた琴子は、真赤になって手をブンブンと振る。
直樹は呆れた目を琴子に向けると「バーカ」と呟いた。
一方幹はハッとして直樹を見た。
もしかして直樹は、これすら計算していたのではないか―?そんな考えがふと過ぎったのだ。

「入江先生、これはペナルティですよ」

隣では西村が目を真赤にさせ直樹を睨んでいた。




「違うわよぉ。だってほら、“イイ事”なんて曖昧じゃな~い」

幹はわざと明るい声を出し仲裁に入る。

「でも皆分かっていたでしょ?現に琴子さんだって入江先生に抗議したじゃないですか」

然し西村は断固として聞き入れなかった。

「入江先生はもうとっくにご存知でしょうが、この際だからはっきり言わせてもらいます。おれ、琴子さんが好きです」

「え、ええ!?」

西村の告白に驚いたのは、その場でもはや琴子ただ一人だった。

「出会って直ぐに好感を持ちました。でもまさか結婚しているとは知らなかった。ましてやその相手が入江先生だなんて思いもよらなかったです。先生、琴子さんにいつも冷たいし」

「う、うん。でもそれは入江くんがシャイだから、ちょっと分かりにくかっただけだと思うの」

しどろもどろに答える琴子に、居合わせたものは皆『なわけないだろ!!』と内心突っ込んでいた。何処を取り違えれば、直樹がシャイなどと勘違いするのだろうか。

「いずれにせよ、おれには入江先生が琴子さんと同じようには琴子さんを好きと感じられません。今日だって円満アピールしていたようだけど、どこか芝居掛かって見えたし」

西村はぴしゃりとそう言うとキッと直樹を見据えた。

「始めにルールは言いましたよね。入江先生、本気を見せて下さい。親の命令には絶対服従です」

「ああ。何をすればいい?」

「そうですね・・・」

西村は少し考える様子を見せたがやがてニヤリと笑った。

「じゃあ此処で皆の前でキスしてください。繰り返しますが本気の、ですから。手を抜いたらおれ、琴子さんとデートさせてもらいます。どうですか?」

「ちょ、ちょっと!そんなの横暴よ!」

「そうよ!いい加減になさい!」

琴子と幹は口々に西村に食ってかかった。

「おれは別にどっちでもいいよ」

「なっ・・・!」

直樹の言葉に幹は絶句した。

「ひ、酷いよ入江くん!!」

琴子は直樹に向き直り、べそをかく。

「愛する妻が他の男の人とデートしても構わないの!?」

「誰と出かけたところでお前の気持ちが変わるわけでもなし」

一方直樹は淡々としたものだ。

「ま、どうしてもデートしたくないならペナルティだな。つまり此処でキス。どうする?」

「・・・する!入江くんとキス、する!!」

息巻いて返事する琴子に、直樹はプッと笑った。

「じゃ、しっかり見といてくださいよ。命令者さん」

直樹は西村を一瞥すると琴子の顎をクイと摘み上を向かせた。

「・・・んっ・・・///」

いきなりの深い口付けに琴子は咄嗟に直樹の胸を押した。が、直樹は琴子の腰を引き寄せると角度を変えさらに琴子の口内を侵す。抵抗していた琴子もやがて力が抜け、直樹の唇を、舌を柔軟に受け入れ始めた。
一方、一向に終わりが見えないキスをただ見ているしかなかった面々は、この騒がしい場所でキスが行われたことが一つの幸いだと思えてきた。もし二人の唇が触れ合う音が此処でなまめかしく聞こえたならば、とてもじっと見てなどいられなかっただろうから。

― 本当に、一体どこまでが計算だったのかしら・・・?

こんな二人の姿を観るのは久しぶりだと思いながら、幹はまたもや首を傾げてしまう。
考えれば考えるほど、今日の直樹の行動は何処か全ての道筋を想定していたように思えてならないのだ。

「も、もういいです!分かった、分かりましたからもう止めてください!!」

とうとう西村が悲痛な声をあげた。

「・・・そう?」

スッと琴子から唇を離した直樹は、そのまま膝から崩れ落ちそうな琴子を抱き寄せると妖しく微笑む。そしてまるでそれが合図だったかのように、川岸から盛大な打ち上げ花火が上がり始めたのだった――。






花火タイムが終わると、直樹は腕時計を確認し徐に立ち上がった。

「そろそろおれ達は失礼するよ。あとは皆で楽しんで」

「は、はい。どうもお疲れ様でした」

間抜けな返事だと思いながらも、幹はぴょんと立ち上がると頭を下げた。

「ほら。琴子、行くぞ」

「あ・・・、う、うん///」

まだほうっとキスの余韻が抜けない琴子は、直樹の言葉にコクリと頷くとぴたりと直樹の腕に掴まった。いつもなら暑苦しいなどと言って振りほどく所だが、直樹はそのまま琴子の腰を引き寄せるようにして支えてやる。

「あの・・・!」

西村は勢い良く立ち上がると深く頭を下げた。

「今日は本当に失礼しました。おれ、酷い勘違いをしていたようです」

根は素直で真面目な西村は、こうなるともうすっかり琴子を諦めていた。言わば彼は、部外者だけにこの夫婦の本当に姿を目撃する機会が少なかっただけなのだ。

「いいよ。こういうの、わりと慣れてるから」

「え?」

キョトンと目を見開く西村に、直樹はクスリと意味深な笑みを浮かべた。

「あ、そうだ。桔梗、ちょっと」

「は、はい、なにか」

幹はやや緊張して直樹に近付く。やはり今夜の事で釘を刺されるのだろう。
しかし直樹は幹にだけ聞こえる声で愉しそうに何か囁くと、ポンと肩を叩き琴子を連れてビアガーデンを後にしたのだった。



その後、残された者は皆幹を囲むと口々に質問した。

「顔赤いですよ、姐さん」

「姐さん、入江さんに何て言われたんですか?」

いつの間にかすっかり定着してしまった愛称に、幹は苦笑いを浮かべた。

「ちょっと頼み事をされただけよ」

「え~、あの入江さんが?」

「一体何を?」

「フフフ、それは先生とアタシだけの秘密」

幹の返答に彼らは不満気な顔をした。が、幹がそれ以上は何も語らない事は明白だったので程なく諦めた。

「花火も終わったし、何か祭りの後って感じだよなぁ」

誰かが呟いた言葉が、霞む夜空にやけに響いた。



― これからまた忙しくなるわね。

どこかまったりとした雰囲気漂う中、幹は良い気分でビールを飲んだ。その忙しさは大変というより、寧ろ喜ばしい理由を含んでいた。

『気付いたのが今日だからまだ分からないけど、でも多分間違いないと思う』

そう言う直樹の目はとても優しかった。
もっとも、今夜の企画にはチクリと釘はさされたけれども。

そういえば直樹は今夜琴子にビールを飲ませなかった。本当の理由はそこにあったのかと幹は合点した。
幸せそうに直樹に寄りかかる琴子は、お酒を飲んだわけでも無いのに少し赤い顔をしていた。てっきり直樹とのキスの余韻かと思っていたが、もしかすると琴子は微熱があったのかもしれない。

『コイツはまだ気付いていないようだけど』

つまりこの瞬間、琴子の胎内に存在する新しい生命は幹と直樹の秘密なのだ―。


『これからも琴子の事を頼むな、姐さん』

姐さんと発音する直樹の声はどこか悪戯っぽかった。このありがたくない愛称はとうとう直樹にまで浸透してしまったようだ。
それは相変わらず可愛げの無い響きだった。しかし今の幹には、以前より数倍心地良く耳に響くような気がしたのだった――。






という訳で、藤夏さんに頂いた『ビアガーデンで大人数で繰り広げられる人間模様を、モトちゃん視点で』というリクエストを元に書かせて頂きました。
気がつけば前編からもう1週間が経過してますね・・・。更新が遅くなり申し訳ありませんでした。そして出来上がったのがこれという・・・(>_<)たとえ前後編でも、続きものを書くのはやはり苦手ですっ(涙)

入江くんの臨戦態勢、甘かったですかね?
書いていてずっと悩んだのが、琴美ちゃんも生まれた30代の入江くんが、こういう場でどんな行動をするのだろう?という事で(笑)あまり大人気ないのもなぁ、なんて。
でも結局、公衆の面前で『本気Kiss』を披露してしまうような流れにしちゃいました(^^;)入江くんにはいつまでもこういう部分があってほしいという私の願望が入ってしまった結果です(苦笑)
そして二人目のベビーを仕込んでしまいました(≧m≦)琴子ちゃんよりもモトちゃんに先に話した入江くんは、モトちゃんに全面的信頼を寄せているのでしょう♪

あらためて素敵なリクエストを下さった藤夏さんに感謝します。お付き合い下さった方もありがとうございました。

今後、他に頂たリクも書いていきたいと思います。相変わらずののんびりペースになるかと思いますが宜しくお願いします(*^_^*)


原作以降の妄想  コメント(18)  △ page top


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::コメントありがとうございます。
吉キチ様

こんばんは。お久しぶりですっ!
続きご想像色々してくださっていたんですね♪前半がなんだか思わせぶりな感じだったのに、蓋を開けてみればなんとも大人(かどうかは意見の分かれるところであると思いますが)な対応の直樹でしたw
そうなんですよ。こういう琴子狙いの輩が現れた時は、こんなやり方が一番省エネなのを直樹はしっかり分かっているんだと思います(^^)
他の面々にもラブラブアピールできてざまーみろというところでしょうか(笑)

それにしても、普段は『釣った魚には餌をやらない』彼は、こんな時だけは過剰なほど与えるような気がするんですよね~。もう少し小出しでお願いしますっ!と思いますが、これが直樹と琴子のスタイルなんでしょうね。

モトちゃんはほんとお疲れ様だったことと思います。
この二人込みの飲み会を設定するには、吟味するメンバーがかなり絞られてきそうですよね(^^;)

それから余談のさそり座の~~(^m^)♪
フフフ、私、さそり座の人とは相性いいですよ☆なにせ同じ水の星座のうお座ですからっ。
怒ると・・・は、どうなんでしょう?吉キチさん、お優しそうだからなぁ~~。それだけに、怒らせると・・・なんでしょうか?(;´▽`A``
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::拍手コメントありがとうございました。
FOX様

再びこんにちはっ!こちらも楽しんで頂けて良かったです(^^)
30代という事で、大人な対応の入江くんで仕上げてみたのですが、実は読者の方の反応にドキドキしていたんです。物足りないかなぁって(^^;)
良い意味での成長と驚いて頂けてホッとしましたよ~。ありがとうございます♪

モトちゃんはいくつになってもモテる二人の信用を得ている分、気苦労が多そうですよね。今回は入江くんにサプライズな報告を貰ったことが慰労でしたが、モトちゃんにもステディな人を作ってあげたいとこれを書きながらすごく思ってしまいました♪
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::拍手コメントありがとうございました。
まあち様

まあちさん、こんばんは!
てんこもり!(≧▽≦)うふふ、こちらでも全然使いますよ~♪
いえいえ錯覚なんかじゃないですよ!むしろこちらがそのお言葉にラブ(と勝手に意訳)注入して頂いた感じです!・・・と、何やら初っ端からおかしなコメレスになってますよね(^^;)すみません。以降もおかしなテンションは続きます。(反省の色無しですね)

チャレンジャーな西村くんをとことん潰す入江くん。琴子ちゃんが「キスする」って言うって分かってるんですよね~~。てか、絶対言わせるように仕向けていってますよね(笑)
入江くん、まだまだ熱い心は健在のようです。いえ、琴子ちゃんに関して入江くんが熱い心を失くす事はこの先もまずないでしょう(^m^)

納涼祭り、本当に他の創作家の皆様は次々に素敵なお話を書いて下さっていて・・・。作品あまり書けずにほぼ読み専門状態の私はやっぱりな~、と思いつつお恥ずかしい限りです(>_<)
まあちさんを始め、読者の皆様もお忙しい時期だと思います。その中足を運び読んで下さり、こうして感想まで頂けてとっても幸せです!!
ウチは今週が旦那が夏休みだったので、来週からは娘は転がっていますが比較的創作しやすい環境になるかと思います。なのでその時には新作出せるよう頑張りますね♪
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::拍手コメントありがとうございました。
けんけんママ様

はじめまして!
おめでとうのお言葉ありがとうございます。二人目、そろそろ生まれてもいい時期ですよね(^^)
入江くんに教えてもらった琴子の反応は勿論、病院でも騒ぎもまた書けるといいなぁと思います♪
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::こちらこそ、ありがとうございました!!
藤夏様

こんにちは~!この度は素敵なリクエストと共に読み応えたっぷりのコメントをありがとうございました!!

まず、藤夏さんのご想像されていた系統のお話であって本当に良かった♪リクにお応えする時って、『このベクトルでいいのかな?』とドキドキしちゃうんで☆
琴子ちゃんに思いをよせる相手は必ず残念な結果になってしまいますよね。琴子ちゃんは入江くんしか見ていないですし、入江くんはここぞの時には見せ付けるタイプだし!
入江くん、琴子ちゃんに「どうする?」と二者択一させる振りして、「する!」って答えが返ってくるとしか考えていないんだと思います(^m^)相変わらずの大した自信ですよね♪
こういう入江くんは鉄板で好きですが、ドナちゃんにライバル心(?)を抱く入江くんというギャップも鉄板であったりします( ´艸`)
西村くんはちょっと青すぎるタイプになってしまいましたが、真直ぐな所を認められてはいたと思うので、これからはお仕事上いい関係を築いていってくれたらなぁと思います(^^)
西垣先生を出さなかったのは『パニックD』と同じ理由ですよねww 彼を出すとお話は広がると思うんですが収集がつかなくなったり^^;そうそう、好きなんですけどね~(笑)

モトちゃんの「姐さん」命名の価値が上がったのは間違いないですよね!
だってあの入江くんが耳元で囁いてくれたんですもん!これはクラクラしますよ~~♪
入江くん、琴子ちゃんの第二子ご懐妊で気分が良かったのかもしれないですよね。それにしても本当によく気付きますよね。まさに夫の鑑!!この後どんな風にそれを知らせてあげるのかなぁ、とそこも興味津々であります(^^)

これで一つリクエストにお応えできて、次もぼちぼち頭の中で考えているんですがなかなか難しいです^^;
納涼祭りの期間がいつまでかはっきり分かっていないのですが、夏の間にできるのかしら?なんて不安になったり。
でも本当に、ありがたいやら申し訳ないやら皆様ゆっくりとと言ってくださるので、それに甘えつつ、でも発破かけながらやっていきたいと思います!
こちらこそどうぞよろしくお願いします♪

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::通りすがり様
ご指摘の通りですね。すみません。
今出先ですのでまた訂正します。本文が長くて携帯からだと出来ないので。
編集 △ page top
::NO TITLE
       ・ ・
幸せそうに琴子に寄りかかる琴子
に、なってますよ??

直樹だと思うのですが・・・。
編集 △ page top
::拍手コメントありがとうございます。
紀子ママ様

こんばんは!お待たせしました~♪
ありがとうございます、やっぱり入江くんはこうでなくちゃですよね!もう少しやってくれても良かったですかね?どうもウチの入江くんは基本的にソフトで・・・。まだまだ修行が足りませんね(^^;)

本当に、恋人、夫婦の関係は十人十色ですもんね~。西村くんや啓太のような理想の方が普通に幸せを感じられる気がしますが、イリコトはこれが幸せの形なんですよね(^m^)モトちゃんは大変だったと思いますが、きちんと諦めるきっかけが出来て良かったんじゃないかと思います。
「こういう事には慣れてる」・・・、本当にどれだけの男を捻り潰してきたのでしょうか?プルプル。こんなタイプを捻り潰してほしいという案があれば是非教えて下さいませ♪成敗してみせたいと思います(≧m≦)
それにしても紀子ママさんの考察はそこまで及んでおられるのだなぁと感心してしまいました!理美やじんこに比べて、モトちゃんは本当に信頼できる存在ですよね。入江くんもきっとそう感じているんだと思います。その辺りもモトちゃんが読者人気の高い要因の一つなんでしょうね。

マイペースでいいよ~、のお言葉もいつもありがとうございます!!書きたい気持ちはいっぱいなんですが、いかんせんぼんやり頭なので(苦笑)のんびりやらせて頂きますね~♪
編集 △ page top
::拍手コメントありがとうございます。
chan-BB様

こんばんは!携帯からありがとうございました♪
本当に、夏休みはなかなかゆっくりでできないですよね~~。仕事してた時の方が 集中して書けてた気がしますよ(笑)今回は水曜からやっと書き始めて、木曜にUPしたかったけど眠すぎて午前一時ごろに断念、朝に仕上げてやっとUPという運びでした(^^;)

chan-BBさんのご期待を裏切らないで良かったです~。入江くんを30代の大人な対応と評して頂けて本当に嬉しいです!
入江くんにはいつまでも「向かってくる者は潰す」(←ここを拾って下さるあたり、さすがchan-BBさんです(≧▽≦))なタイプであってほしい願望はあるのですが、そればっかりではちょっと・・・って気がしたんです。それでこんな感じにしてみました。物足りない方もいらっしゃるだろうな・・・、と思いながらのUPだったので、chan-BBさんのコメントはただただ有り難く、同時にとても深く感じました。隠れた熱い部分に萌えを感じて下さりありがとうございました。
それに比べての西村くんへの辛口コメントは笑っちゃいました!本当に、青いし浅いし、曲がりなりにも成人した男子なのにこれは痛いかしら?と思ってたんです。アハハ・・・。でもこれくらいの性格でないと、モトちゃんにこんな企画をお願いしなかったと思いますからね!!これはこれでアリという事で~♪
ゆっくり創作をと言って頂きありがとうございます(^^) 明日以降はお墓参りとか旅行とかがあってPC前に座る事も難しいと思います。でも携帯からあちらは更新すると思いますのでよろしければ時々覗いてやってください♪
chan-BBさんもお仕事にご家庭の事にとお忙しいと思いますのでごゆっくりなさって下さいね。完全燃焼な作品、心待ちにしております(*^_^*)


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::拍手コメントありがとうございます。
あけみ様

こんにちは!続けてお読み頂きありがとうございました!
そうなんですよね。西村くんは付き合いが浅いゆえにイリコト夫婦の本来の姿、絆が見えなかったんですよね。
しょうがないとはいえ、彼の浅はかな願いを聞いてやったモトちゃんはお疲れ様でした(^^;)本当に楽しいはずのお酒の席で、終始気を揉んでいた事と思います。

入江くんの耳打ち、始めはドキドキだったはずですよね~。でも此処で釘を刺すだけでない入江くんは素敵ですよね♪大人になったな~って思います(^m^)
二人目のベビー気付かない琴子ちゃん。鈍いですよね(≧m≦)どんな風に教えてあげるんだろうとか、その後の出産まで、下さったコメントからまた妄想のネタを頂けて嬉しいです。いつかまた書いてみたいです!ありがとうございました!
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::コメントありがとうございます。
miyaco様

こんにちは! !太い釘!!
西村くん、青いですが素直ないい奴だと思うんですよ。仕事もつめ甘いところもあるけど一生懸命なんだと思うんです。だから入江くんもその辺を評価して付き合ってやったところもあるのかなって。
ま、どうした所でたてつく者にはそれなりの酬いを、と思っているんだと思いますが。その辺のさじ加減で過剰すぎないデレにしてみました(^^)

「入江くんとキスする!」って言う琴子ちゃん。私も好きです♪
こういう所がまた可愛いと思ってしまう入江くんってのもその通りだと思います(^m^)萌えの凝縮・・・、ああ素敵!!
miyacoさんも是非是非「姐さん」とお呼びくださいませ♪入江くんにまで言われる位だから本当にピッタリのあだ名なんだと思います(^^)

miyacoさんの御宅も今朝お伺いしたのですが、またまたツボ!なお話がUPされていました~(≧▽≦)
またあらためてコメントさせていただきます!ありがとうございました。
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::コメントありがとうございます。
narack様

こんにちは!ウフフ~、ご懐妊させてみちゃいました♪♪
「おお、おおお~~!」!!
これ、すごく嬉しいです~~。なんか無駄に長い?私の話。っていつも思ってしまうので(^^;)
西村くんはお疲れ様でしたよね。分かりにくい入江くんの分かりにくい愛情表現ゆえに、無駄に対抗してぎゃふんと言わされちゃいましたww
何気にちらっと出した西垣先生にもお優しい言葉を~☆いや、彼が居るとこの話収集つかないと思って回避したんですよ(苦笑)
見せつけKISS、好きと言ってくださってありがとうございます!

さっきnarackさん宅にお邪魔したらまたそんな入江くんが登場していて!!
きゃ~~と興奮しておりました!また改めて込めさせて頂きますね!!
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::コメントありがとうございます。
REE様

こんにちは!楽しんで頂けて嬉しいです(*^_^*)
幾つになっても琴子に近付く男には容赦しない入江くん(笑)
いい大人なのでちょっと優しい(?)対応にしてみたのですが、清々しいと思って頂けてホッとしています♪

この飲み会はモトちゃんだけが気を揉んでいたような気がします。
西村くんは青いし入江くんは『来るなら来い』だし、琴子は天然鈍感(船津もある意味そうですね)、智子や真里奈はそれぞれ別アングルから『またモトちゃん巻き込まれてる』くらいに思っていたんだと思いますww
モトちゃん、琴子の第二子ご懐妊後はまた色々フォローしてくれるんでしょうね♪

そしてそう、この後入江くんはどんな風に琴子に妊娠を告げるんでしょうね~~?
何か入江くんらしい一言が閃いたら書いてみたいな~と思っちゃいました!また素敵な妄想ネタを頂けました!ありがとうございました!
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::太い釘さしたもんですね(笑)
西村くんの、いっそ堂々と告白するあたりは好感もてましたが、イリコトに…もとい、実は琴子ちゃんラブな入江くんに楯突こうってのが土台無理な話ですよね(^^;
私も、入江くんはいつまでもこういうタイプでいてほしい、と思います。だって、そうでなかったら他の時にはそれなりに甘くなってるわけですよね。終始デレな入江くんなんて入江くんじゃない…なんて(笑)。琴子ちゃんは、終始デレでも構わないんでしょうけれども。

誰がいようとも「入江くんとキスする!」と言えちゃう琴子ちゃん、やっぱり可愛いなぁって思いました♪入江くんだって可愛いって思って、ついつい濃厚なキスになっちゃったんだろうなぁ……萌えが凝縮されてる気がしますもん。
私も、モトちゃんを「姐さん」と呼びたいですが、怒られちゃうかな(笑)?でも、入江くんが最初に話すくらい信用して「だから色々頼むぞ」って態度を見せるくらいですから、やっぱり「姐さん」はぴったりだと思いました。
次回作、私も楽しみにしてます(^^)
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::いつものことながら・・・
今作品も楽しく読ませて頂きました。いつも、ステキなお話ありがとうございます。
いや~、入江くん、いつものことながら、公衆の面前だろうと何だろうと、琴子に近寄る男達にはやってくれますね~笑。ここまでやられると、逆に清々しい?!笑
モトちゃんのドキドキ感が出てて、緊迫感のある姿が目に浮かびます。
お決まりの?!直樹爆弾(笑)も注入されて、西村くんもすっかり、てか、きれいさっぱり諦めてくれて、肩の荷が下りましたね、笑。
でも、ドジっ子琴子ちゃんのお腹のお子を守るために、またまた奔走、奮闘の日々な気もしますが・・・なんてったって、入江先生、直々の命ですものね・・・ふふ。
それにしても、いつ気が付く、いや、気付かなさそうだから、いつ教えるんでしょね・・・びっくりして、お口パクパク、真っ赤なお顔の琴子ちゃんが目に浮かびます。だって、入江くんの事だから、恥ずかしげもなく「あ~ん、も~」的な言葉で教えそうですもの笑。
次回作も楽しみに待っています。
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